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ブックマーク / cheb.hatenablog.com (182)

  • 大学図書館における電子書籍タイトル数(日米比較) - ささくれ

    早稲田大学図書館の荘司雅之さんによる「大学図書館電子書籍」(『図書館雑誌』2015.2)は次のような衝撃的な一節で始まる。 「昨年、全米の大学図書館が購入した電子書籍(E-Book)の冊数は紙の書籍の約二倍」OCLCリサーチのマルパス女史が、二〇一四年二月末に開催された『KEIO大学図書館国際フォーラム』の基調講演で述べた情報である。 続いて、その数字の典拠や日の状況が端的に綴られている。 じつは、 でレポートしたようにこのフォーラムには参加したんだけど、正直「そんなこと言ってたっけかなあ……」という状態だったので、改めて調べてみた。 Academic Libraries: 2012 First Look(米国) マルパスさんの挙げた数字の典拠は、全米教育統計センター(NCES)が隔年で発行している統計の2012年版(最新版)である。 全米教育統計センター(NCES)、米国大学図書館

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  • Science-Metrix社の欧州OA関連レポート - ささくれ

    Science-Metrix社が欧州委員会向け(RTD-B6-PP-2011-2: Study to develop a set of indicators to measure open access)に作成した一連のレポートのリスト、をメモ。GOALでエンバーゴとImpact Factorに関するメールを読んでいて気になった。 欧州におけるオープンアクセス(ポリシー、戦略、研究データ含む)の状況をまとめた資料として使えそう。定期か不定期か知らないが、年を重ねるにつれて内容がアップデートされ、バージョンが上がっていってるもよう。 Archambault, E. et al. (2014) Proportion of Open Access Papers Published in Peer-Reviewed Journals at the European and World Levels

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    otani0083
    otani0083 2015/05/07
  • ロンドン大学SOASがKuali OLEを導入 - ささくれ

    # たしか夏頃にSOASに行くひとがいたような……と思いながら。 https://www.kuali.org/news/2015/04/22/soas-library-implements-kuali-open-library-environment 2015年4月22日、ロンドン大学東洋アフリカ研究学院(SOAS)がオープンソースの図書館システム“Kuali OLE”[*1]を導入したと発表された。米国のリーハイ大学、シカゴ大学につづいて世界3番目の導入機関になる。名前のとおりSOASの守備範囲には東アジア圏が入っており、Kuali OLEのCJK対応状況はどうなんだろう?という意味で注目できる事例だと思う。 SOAS Libraryのオンラインカタログは、先行したリーハイとシカゴと同じようにVuFindだった(リーハイはロゴがおもろい。2.0だからピースなのか)。ヘルプも含めてふつーに

    ロンドン大学SOASがKuali OLEを導入 - ささくれ
    otani0083
    otani0083 2015/05/07
    “Kuali OLE”
  • WAYFless URL (Shibboleth) - ささくれ

    学認(Shibboleth)によるシングルサインオンというのはログインIDとPWの統一には成功しているけれど、ログイン *方法* の統一には至っていないのだなあ、とあらためて感じた。 一般にログイン画面までの到着方法はサービスプロバイダ(SP)ごとに微妙に異なる。結果、リモートアクセスサービスの提供者(大学図書館など)は以下のようにSP個別のマニュアルを用意しないといけない。これはシングルサインオンとしては理想的な状態とはいえない。もちろん現状では案内を出したほうがいいに決まってるんだけど(なお、この2つはしっかりしてるなぁと感心してしまった例です)。 http://gkweb.auth.osaka-u.ac.jp/ http://www.mnc.toho-u.ac.jp/nmc/shibboleth.php こういったSPごとの違いをなるべく気にしないでもらえるようにできるといいなあ、と

    WAYFless URL (Shibboleth) - ささくれ
  • OCLC News(紀伊國屋書店『KINOLINE』) - ささくれ

    紀伊國屋書店のニュースレター『KINOLINE』で「OCLC News」というのが始まっていることを(遅ればせながら)知った。2014年11月に第1号が出て、いまのところ第3号まで。毎号掲載なのかな。 http://www.kinokuniya.co.jp/03f/kinoline/1406_01.pdf http://www.kinokuniya.co.jp/03f/kinoline/1501_01.pdf http://www.kinokuniya.co.jp/03f/kinoline/1502_04.pdf OCLCは情報発信がしっかりしているのでチェックしていれば見逃さないと思うけど、こうして日語でも紹介してくださるのは、正直ありがたい。(EZproxy 6.0を見逃していたクチ。。) 今後も期待。とりあえずはてなアンテナに入れとく。 2015/4/20追記:紀伊國屋書店の方から

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    otani0083 2015/04/16
  • 「CA1845 - ResourceSync:OAI-PMHの後継規格」を書きました - ささくれ

    年末年始に書いていた原稿が出版されました。 CA1845 - ResourceSync:OAI-PMHの後継規格 / 林 豊 | カレントアウェアネス・ポータル http://t.co/nsCntcDNex— 国立国会図書館関西館図書館協力課 (@ca_tweet) 2015, 3月 27 タイトルの通り、ResourceSync(りそーす・しんく)という標準規格の解説記事です。 記事の内容を3行にまとめれば OAI-PMHの弱点(メタデータのみ、非プッシュ型、非リアルタイム)を克服するもの Web標準を意識してSitemapプロトコルベース いろいろな取り組みはあるけど今のところ実運用例はなさそう となります。詳しい構文(XML)は記事中のサンプルをご覧ください。 テクニカルな内容なのであんまり広く読まれるとは思えませんが、数年後に誰かの役に立ったらいいなあといったぐあいです。 OAI-

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    otani0083 2015/03/28
  • カレントアウェアネス-E No.274感想 - ささくれ

    # 遡及入力。 新年一発目。外部原稿4、内部原稿1。 ■E1643■ JALプロジェクト2014:公開ワークショップ<報告> 東近美の水谷さん。 JAL = Japanese-art librarian。JALプロジェクトは2014年度に開始されたということでいいのかな。2013年度まで行われていた「日専門家ワークショップ」(E1408参照)の美術資料特化版というイメージを持った。 記事では、招聘された7名による最終報告会という位置づけのワークショップ「日美術の資料に関わる情報発信力の向上のための提言」について報告されている。フリーランスの方がいるのにちょっとびっくり。提言のまとめとして特徴的な点が3つ述べられているけど、小出さんの言にあるとおり「日美術に限らず,海外の日研究の全般において」共通の問題だろう(と思えるのは、ひとえに江上さんのおかげか)。美術資料特有の課題はなかっ

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    otani0083 2015/02/11
  • カレントアウェアネス-E No.275感想 - ささくれ

    #前号書いてないけどとりあえずこちらを先に。 4、うち外部1。オーファンワークス、デジタルプリザベーション、リサーチデータと地味に重たい号。 ■E1648■ 英国における孤児著作物に関する新ライセンス・スキーム 局・齋藤さん。 2014年10月末導入の新スキーム。南さんのE1582の続きですね(当時の感想)。このネタも経緯が長い。。 このスキームは、 拡大集中許諾制度(先行実施済み) 孤児著作物ライセンスに関する規則(英国内限定、広範) EU孤児著作物指令を実施する規則(文化施設が非商業的になどの制限がある) から構成されているという。記事では主に2, 3を紹介。 EU指令は各国に影響が出るので内容が弱いところがあり、英国内限定のほうではより踏み込んだことを言っているという関係かな。英国は今回単にEU指令の適用(後者)だけに留まらなかったのが偉い、と評価すればいいのだろうか。「このスキ

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    otani0083 2015/02/07
  • メモ:「名古屋大学における学術情報基盤の見直しについて」 - ささくれ

    図書館雑誌』2014年12月号に、名古屋大学附属図書館がElsevierの電子ジャーナルパッケージ契約(いわゆるビッグディール)を中止した件についての報告が掲載されていた[*1]。 http://info.nul.nagoya-u.ac.jp/news/denshi/2013/140228 自分の知るかぎり、公のものとしては初だと思う(当文献は何も参考文献を挙げていない)。2ページと短い記事だが、関心のあるテーマなのでありがたく読んだ。興味深いのはアンケートにおける教員と大学院生の温度差。 以下、原記事の見出しに沿って簡単なメモを。 1. 電子ジャーナルをめぐる国内外の動向 言わずと知れたパッケージ契約の功罪について。 2. 名古屋大学における対応 電子ジャーナル契約額の3/4が部局負担。価格上昇は部局の負担になり、以前より一部部局からパッケージ見直しの声が。 2014年契約の検討の際、

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    otani0083 2015/01/08
  • ZENODO:CERNの作ったなんでもリポジトリ - ささくれ

    https://zenodo.org/ メモ。以前から存在は知っていたものの、ZENODO = OpenAIRE = FP7→Horizon2020、という構図しか見てなかったなあと気付いたので。いや、この理解はまっとうなものだと思うけど、もしかしたらねらいはそれだけじゃないんじゃ、という気がしてきて。 以下、記述の典拠はほぼすべてZENODOのサイト。 名称 ぜのど? つぇのど? 由来はアレキサンドリア図書館の初代館長Zenodotus。[*1] 運営元 2013年5月リリース。OpenAIREplusプロジェクトのもと、CERNが開発。[*2] 旧OpenAIRE Orphan Record Repository。[*3] ポリシー オープンなリポジトリで、だれでもデポジットできる。欧州の研究者じゃなきゃだめとは書いてない。[*4] どんなファイルでもOK。ネガティブな結果でもOK。[

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    otani0083 2014/12/24
    “GitHubやORCID iDでもログインできる。”
  • カレントアウェアネス-E No.272感想 - ささくれ

    今回は4。うち外部原稿が2。 ■E1634■ オンライン資料の納制度の現在(1)フランス 期待の新シリーズ。日スタートでもいいのではと思ったけどE1464があるからということなのかな。 第一弾はフランス。音楽映像資料課の大沼さん。E1498も書かれていたのでフランス語のエキスパートなんだろう……と思ってちょっと調べてみたらとんでもなくすごい方だった。。こういう人材を擁しているのがNDLのすごいところ。ほんとに。 フランスではインターネット資料の納はBnFとINAの2機関で担当している、という。ざっくりいうとインターネット配信のテレビやラジオについてはINA、それ以外はBnFという役割分担か。INAはほんとにユニークな機関なのでぜひぜひこのを(珍しく書籍紹介)。 世界最大デジタル映像アーカイブ INA (文庫クセジュ) 作者: エマニュエルオーグ,Emmanuel Hoog,西兼

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    otani0083 2014/12/14
  • DOIはデジタルオブジェクトじゃなくても付与できる - ささくれ

    今年いちばん衝撃を受けたのはこれだったりする。 DOI(Digital Object Identifier、デジタルオブジェクト識別子)という単語を知ったのは採用試験の勉強をしていた2005年ごろだったと思います。「デジタルオブジェクトに対して付与する識別子」だと紹介されていたので、そのまま鵜呑みにしていました。以降10年近く、そう思い込んでいました。が、違ったらしい。いや、間違ってはいないのですが。ただし、仕様上は別にデジタルじゃないオブジェクトに対しても付与できるらしい。8月の「ジャパンリンクセンター活用の為の対話・共創の場」に参加したときに、武田先生からタイトルのような発言がありびっくりしました。。 【追記(2014/12/14 13:30)】DOIの付与はRegistration Agency(CrossRefとかJaLCとか)を通して行います。各RAがDOIの付与対象となるコンテ

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    otani0083 2014/12/14
  • カレントアウェアネス-E No.271感想 - ささくれ

    ちょっと遅くなりました。今回は5+1で、うち外部原稿が5。 ■E1629■ 東日大震災後の図書館等をめぐる状況(2014/11/20現在) 8月中旬〜11月下旬の3か月半ぶんの震災まとめ。 9月にNDLによる吉田家文書の修復が終了した。2012年10月に始まり、同館初となるFacebookページでその活動の様子が報告されていた。(NDLのウェブサイトのFacebookページ一覧には掲載されてないね……? 終わったから? 今は展示会のページがある。) 「思い出サルベージ」がグッドデザイン賞金賞を受賞。おめでとうございます。E1216で柴田先生にインタビューさせていただいたのが懐かしい。 国立文化財機構らの文化遺産防災ネットワーク推進会議の動きは重要だと思うのでメモ。 ■E1630■ ウェブ展示「描かれた日清戦争」:アジ歴とBLの共同企画 アジ歴の平野さんとBLの大塚さんというすごいコン

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  • ORCID Outreach Meeting in Tokyo (2014/11/4, NII) #orcid13 - ささくれ

    http://orcid.org/content/tokyo2014 NIIで行われたイベントのメモ。 研究者に対してグローバルなIDを与えるORCID。ORCIDに関するイベントが北米や欧州以外で行われるのは初めてということだった。10時から17時半まで、みっちりと計11のプレゼン(基調講演+3パート x 3)が行われた。内容は、ORCID、CrossRef、東アジア各国の事例(日韓国台湾、香港。中国はなし)、など。ブレイクの時間はコーヒーやお菓子が振る舞われ、これがなんとWellcome Trust提供だったのでびびる。参加者は図書館員ではなく学会や出版社の方が大半で、黒服多めな感じ(参加申込者一覧)。 資料は後日ウェブで公開されるらしい。また、『月刊DRF』12月号でも特集が組まれる予定とか。 全体的な感想 登録iD数が100万件というひとつのマイルストーンを達成する直前ま

    ORCID Outreach Meeting in Tokyo (2014/11/4, NII) #orcid13 - ささくれ
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    otani0083 2014/11/09
    ありがたい。韓国における著者IDの必要性は日本の比じゃないでしょうね。韓国の大学図書館大会の記事書いた時にはそこまで思い至らなかったけれど。
  • カレントアウェアネス-E No.268感想 - ささくれ

    10月、新体制になって初めての号。 6中、外部原稿が3(依田さん・篠田さん・安原さんの3人がそろってるのは久々に見る……そして最後か……?)。 ■E1613■ Open Annotation,Web標準へ W3C Annotation WG始動 安藤さん( id:kzakza )。 アノテーションというネタを日でもっとも熱心かつ継続的にウォッチしつづけてこられた図書館員、による記事。ブログで「日よっ!これがOpen Annotationだっ!!」と高らかに叫び声をあげてらっしゃったころがなつかしい。 書いた。アノテーションがいわゆる「注釈」に限定されないこと、対象がウェブだけではなく、デジタルリソース全般に及ぶことが伝われば意図として成功 / “E1613 - Open Annotation,Web標準へ W3C Annota…” http://t.co/xIO7Gapw7V— k

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  • カレントアウェアネス-E No.267感想 - ささくれ

    夏休み最終日。id:haseharu の新居に遊びに行って、あとはひたすら模様替えやら断捨離やらをしていたら終わってしまった。 今回は5すべてが外部原稿(うち1はインタビューだけど)。苦労がしのばれます。おつかれさまでした。 ■E1608■ 図書館のインパクト評価のための方法と手順 ISO 16439:2014 永田先生。ISO 16439(中身は見れない)のオーバービュー。 「インパクト」という単語は最近よく目にする(主に「研究インパクト」として)。記事を読むと、評価手法が具体的に書いてあって、国際規格というか実践ハンドブックみたいだなという印象を持った。 で、「インパクト」というのはなんぞやということなんだけど、 それに対してこの規格は,未着手の,図書館がもたらす「変化」を対象とする。 インパクトとは「図書館サービスとの接触によって生じた,個人又は集団における異なり・変化」と定義さ

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  • カレントアウェアネス-E No.266感想 - ささくれ

    今回は6中、外部原稿が5。わたしも1書きました。 ■E1602■ 黒板による広報の可能性:京都大学吉田南総合図書館の事例 巻頭は古巣の皆さん。CA-E初の写真掲載、というパンドラの匣を開けてしまった感ある。 去年一年間働いていた職場の話で、自分が企画協力をした記事でもあるので、非常にコメントしづらい、です。最初は企画者の想いみたいなものをだらだらと書こうかとも思ったんですが、この記事に対してそんなことしても興ざめだしね……。あくまでひとつの事例報告なので、読んだ方に何かを得ていただけたらいいなと願うばかりです。 といいつつ、ひとつだけ。 多数のご想像の通り、この黒板広報は非常に属人的なものです。描き手が変われば、内容も、テイストもがらっと変わる。そのひとがいなくなったら、同じものは提供できない。みんないなくなったら、維持すらできないかもしれない。そこに継続性の危うさを感じるひとは多い

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    otani0083 2014/09/16
  • E1604 - ディスカバリーサービスの透明性向上のためになすべきこと - ささくれ

    このたび、カレントアウェアネス-E No.266(2014年9月11日刊行)に「ディスカバリーサービスの透明性向上のためになすべきこと」という記事を書きました。 今回は、記事のライセンスとしてクリエイティブコモンズのCC BYを適用しています(参考)。通常ですと、執筆依頼を受けるときに著作権を国立国会図書館に対して譲渡するという旨の回答書を送るのですが、そうではなく、著作権を自分で保持したままカレントアウェアネス・ポータル(http://current.ndl.go.jp/e1604)に対して掲載を許可するというかたちになります。 ってことは、これまでのように国立国会図書館に転載依頼を行う必要もなく、しかも紙発行と「同時」に自分のブログ掲載することもできるんですよね(それで何が楽しいかというのはさておいて)。 ということで、どうぞー。 Summon,WorldCat Local,Prim

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    otani0083 2014/09/12
  • カレントアウェアネス-E No.265感想 - ささくれ

    感想と感想のあいだになにも書かない2週間。その間、JSTにDOIな出張したり、ソフトボール大会に出なかったり、Library Lovers'キャンペーンの準備が格化してきたり。 今回は6中、外部原稿が5。 ■E1596■ MOOCを活用した図書館での大学レベルの学習機会の提供 巻頭はARG岡さん、嶋田さん。読んでいてあんまり岡さんの顔が浮かばなかったので、嶋田さんがメインで書いたのかなあ。 指宿市立指宿図書館とくまもと森都心プラザ図書館で始まったMOOC(gacco)の試験提供のはなし。アクセスのコストの少ないMOOCでも、端末によるウェブへの接続というコストは存在し、そこを公共図書館として支え(う)るというもの。ちょっとだけ、英国で行われてるAccess to Research(E1534参照)のことを思い出しました。まあ、オープンアクセス文献に対するアクセス提供というものでは

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    otani0083 2014/08/31
  • 九州帝国大学学位史(最初の博士号はだれか?) - ささくれ

    九州(帝国)大学の学位の歴史をちょっと調べてみた、というメモ。 以下、主なソースは 九州大学五十年史 日博士録 九州大学年表(九州大学大学文書館) あたり。 年表 まずは年表で知識を整理しておく。 年月日 出来事 明治20(1887)年5月 学位令(勅令第13号) →博士・大博士、法・医・工・文・理 明治21(1888)年5月 帝国大学で日初の博士号授与、25名 明治31(1898)年12月 学位令改正(勅令第344号) →大博士廃止、農・獣医・林・薬 ※京都帝国大学の誕生を受け 明治40(1907)年3月 【九大】福岡医科大学学位授与資格審査内規を制定 明治44(1911)年1月 【九大】九州帝国大学設置 大正9(1920)年7月 学位令改正(勅令第200号) →授与権が文部大臣から大学に、帝国大学以外の大学にも拡大 大正10(1921)年4月 【九大】学位ニ関スル規程、学位請求論文

    九州帝国大学学位史(最初の博士号はだれか?) - ささくれ