新聞等では先に報道されていましたが、高崎健康福祉大学のHPに下記のプレスが掲載されました。 www.takasaki-u.ac.jp 内容はご一読いただければと思いますが、概説すると、 ①母マウスが養育行動をとるかどうかは、その母マウスが胎児の時に決まる。 ②妊娠時に母マウスのプロラクチンというホルモンの分泌が少ない場合、その胎児が成長して、将来出産した時に養育行動をとらない。 ③遺伝子の欠損によりプロラクチンの分泌が少ないマウスと正常マウスの仔の胚を交換し、互いに代理出産した場合でも、プロラクチンが少ない代理母が出産した仔マウスがその後養育行動をとらなかったため、遺伝要因ではなく胎児期の神経内分泌環境が重要と考えられる。 ④プロラクチンの分泌が少ない母マウスでも、妊娠時にプロラクチンを投与していればその時に生まれた仔マウスは将来ネグレクトを回避できる。 という内容で、マウスの実験段階では