前回はキーボードの自作キットを使って、自分好みのキーボードを作る道を模索した。だが、まだキーボード沼にはさらなる深みがある。 国内外の有志によって、さまざまなオリジナルキーボードが開発されているのだ。市販品やキットでは攻めきれない、エッジの効いたデザインや配列のキーボードを得るためには、この深みへ挑むしかない。 そこでKTUのキーボー道第3回は、基板やケースデータがオープンソースになっているキーボードの自作に挑戦する。キーボード沼のより深い領域に挑んでみようではないか。 今明かされる、KTUのキーボー道の変遷 前回自作したGH60のようなRow-Staggeredなキーボードは、筆者にとってのEndgame(究極の)キーボードたり得ない。PCゲームならいざ知らず、物書きをするには窮屈、かつ運指も不自然なのだ。 両手を自然な形で置くことができ、指を上下に移動すればよいエルゴノミクス配列のキー
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