デジタル回路の“縮小設計”のスペシャリストが集う頭脳集団。紙と鉛筆による研究を出発点に、理論を積み上げながら、その一部を実用化しSpinor(Shrinkage Processing Based on innovative and Original Technology)技術を生み出した。Spinor設計の特徴は、デジタル回路にて、複雑で高速な処理を行う部位の縮小と、遅延削減、レイテンシ(処理開始から出力までのクロック数)の削減を可能とすることだ。
自然言語処理研究の第一人者として、そして年季の入ったブロガーとして知られる山下達雄さん。ウクレレを弾く姿をブログで発見して取材を依頼したのですが、まさかここまでウクレレを愛していたとは……。軽くて覚えやすくてかわいくて、おまけに安いウクレレに……ハマりそう!
「一生懸命やってるはずなのに……」「誰よりも業務をこなしてるんだけど……」仕事内容がなかなか報酬に反映されず、意外と多くのエンジニアが「評価されていない」と感じている。今回はそんな悩みを持つ人々にアンケートを実施。結果からはいくつかの傾向があることが分かった。Tech総研ではこれを徹底分析し、いくつかの自己PR術パターンを発見した。それでは気になる内容を紹介しよう。 左に図を見てほしい。「あなたは積極的な自己PRを職場で行っていますか?」という質問をグラフにしたものだ。その結果、「常に意識をもって行っている人」が26%にとどまったのに対し、「まったく行っていない」というのが46%と約半数を占めていたのだ。逆に「現在のあなたの査定に対する満足度を教えてください」というアンケートに対しては「やや不満だ」が26%、「不満だ」が21%となり、こちらも半数近くのエンジニアが評価を快く感じていないとい
まず聞いたのは「こんな人はNo Thank You!」といった応募者。実務経験や技術力を語る以前にこの「烙印」を押されてしまうと、採用において圧倒的な不利になる。取材前はどんなエンジニアだろうかと興味津々だったが、聞いて思わず納得した。 困るのはビジネスマナーを知らない人です。コートを着たまま応接室まで行き、コートを脱いで勝手にハンガーに掛け、カバンを隣の席(イスの上)にさっさと置く。また、「面接に来てやっている」という尊大な態度で接する。こんな人を仲間として迎えて、お客様の前に出せるでしょうか。 私が受付に出て部屋までご案内し、お茶を出すこともありますが、この1~2分での人物評価は8割方当たります。2次の技術面接でも同じ意見が出てくるのです。それは、こうした不快感を相手に与えていることに、当の本人が気づいていないからでしょう。つまり、その人の「地」なのでリカバリーが難しい。マナーや態度だ
6月から連載してきた、平林純@hirax.net発!の経済学シリーズ。今回はFile1~File5の復習編として、経済常識度のチェックシートをお届けする。エンジニアの皆さんに、最適化された経済知識はインストールされているだろうか? 思えばこの連載は、「いくら技術に強くても、新聞の経済面がイマイチよくわからないのは、社会人としてちょっとマズいのでは?」というあたりから始まったのでした。 また、経済学者たちに質問して、エンジニアという自分の仕事や、日常生活などと引き比べて考え、「(日常生活のあのことは)経済学的に考えるとそういうことだったのか」と気付いたことなどもありました。 そんなわけで、エンジニアでも知っておきたい「一般基礎」問題、だからこそ身につけておきたい「エンジニア最適化」問題を織り交ぜての15問です。さっそくチャレンジしてみてください。 私は自分だけが経済学に関する知識が少ないもの
身のまわりの家電、自動車、ITなどの製品を見ると、マイコン制御のオンパレード、組込みソフトが大活躍している。にもかかわらず、モノづくりの現場で組込み・制御エンジニアにスポットが当たることは少ない。彼らのモノづくりの現場で見せる深い愛を探る。 簡単設定で室内環境を爽やかに維持するエアコン、お米を釜炊きのようにふっくらと仕立てる炊飯器、デジカメの画像を銀塩写真のように美しく印刷するプリンター、危険を知らせたり事故を回避したりする車――家電、交通、ITなど、身のまわりのプロダクトのレベルアップは、今日もとどまるところを知らない。「こんなに便利になったのだから、そろそろ進歩も打ち止めだろう」と思っても、新製品が出るたびにあっさりと旧製品を大きく超える性能を実現させてしまう日本の製造業のパワーに、私、 Techスナイパーも驚かされっぱなしだ。 プロダクトの性能や機能を向上させるにあたって、重要性が急
グーグルがなぜ今日本に注目し、日本のエンジニアを積極的に求めているのか。自身も転職者であり、「グーグルはスピーディに仕事が進むので、この1年は前社3年分の密度があった」と振り返る、人材採用担当の茅根哲也氏に背景を聞いた。 「現在のグーグルでは、継続的にさまざまなサービスを提供できるようになりました。日本でのユーザー数もビジネスも急伸しています。よりきめ細かなサービスを提供できるようにするためにも、日本ベースのメンバーを、大幅に増やしたいと考えています。そこで今回、幅広い職種での採用をスタートさせました」 グーグルの検索エンジンには30以上の言語があるが、実は日本語の使用率は世界第3位なのだ。 「トップスリーは英語、ドイツ語、日本語の順で、日本語は3番目にアクセスユーザーが多いのです。加えて、少人数のスタッフで高い収益を上げていること、日本語版のリリース前からパートナーさんと組んで育ってきた
はてなCTO伊藤氏が求めるネットワーク・サーバー技術者の『究極のレジュメ』第二弾。今回は「希望条件」「自己PR」「キャリアプラン」について、どんなことが書かれていると魅力を感じるのか。そのスカウトしたい人材の「究極のレジュメ」を紹介しよう。 顧客企業のシステム構築、Webサービス構築を請け負う業態なら、予算の範囲でサーバー増強にお金をかけられるが、今回取材に協力してくれたはてなのサービスは全部自前。自分たちでとことん工夫したいという発想は、インフラを自前で効率化したり、コストダウンできれば、それが自分たちの収益拡大につながるという、業務上の特性からもきている。 前回同様、はてなCTO伊藤氏に自社のインフラを支える究極のネットワーク・サーバー技術者像を尋ね、リクナビNEXTスカウトのレジュメで記述してみた。「従来の常識にとらわれない」発想と、豊富な経験を求める伊藤氏は果たしてどんな「自己PR
常識に縛られない異才・奇才が未来技術を切り開く。常識破り、型破りの発想をもったクレイジーエンジニアを紹介する第6回は、新しい発想の音響理論から誕生した次世代スピーカーで今や世界に知られる存在になりつつあるタイムドメイン社長・由井啓之氏。あのビル・ゲイツ氏も驚いたという音はどのようにして生まれたのか。 オーディオマニアとしても知られるビル・ゲイツ氏は、そのスピーカーを試聴して「信じられない」を連発したという。自分の家の7000万円をかけたオーディオシステムより良い音だ、と。実際、タイムドメインでは、取材に訪れ、音を実際に耳にした報道関係者の多くが驚いてスピーカーを買って帰ってしまうらしい(実は我々取材班も例外ではなかった)。そのくらいすごいのだ。しかも試聴時のレコードプレーヤーは8000円、CDはポータブルプレーヤーと、機器を選ばない。わずか従業員7人の会社が、昨年ドイツで開催されたコンシュ
ふと、「どうしてアイツのほうが、俺より高いお金をもらってるんだろう?」と疑問に感じたことのある人は多いだろう。ブラックボックスになることの多い、SEとプログラマのギャラは、どんな割合にするのが妥当か。また、当事者のすべてが納得できる取り分の決め方とはどのようなものか。エンジニアにとって気になる「ギャラの取り分」について、識者に聞いた。 システム全体の設計、顧客との折衝などを担当するSEと、現場でコーディングを行うプログラマ。仕事内容や役割は全く違うし、労働時間や責任の重さも異なる。 そんなSEとプログラマが、ひとつの仕事のお金の「取り分」を決めるとなれば、かなりの難問だ。SEの取り分を大きくしすぎると、プログラマから「現場で苦労しているのは俺なのに、どうしてSEのほうが高いんだ?」という不満が出る。一方、プログラマを優遇しすぎれば、SEは「俺が仕様書を書き、顧客と交渉しなければ何も始まらな
最近巷では、本やゲームで脳を鍛えるサラリーマンが大量発生。では常に頭を酷使しているはずのSEの脳はどうなっているのか、Tech総研ではSEを対象に脳の衰え度チェックを用意。あなたの脳は大丈夫? 今回300人のSEを対象に、普段の仕事に対する基本的なスタンス(どれほど頭を使っているか)についてアンケートを実施した。その結果、6割以上の割合で普段から積極的に仕事をしている(頭を使っている)ことが判明!(右図参照) しかし、頭は単に使えばよいというものではない。自ら積極的に使っているか、しぶしぶ受動的に使っているか、ということがあなたの「脳」の活動を左右するのだ。 では、あなた自身は普段どれだけ頭を使っているのか? 今回、東大助教授・久恒辰博先生監修の下「脳の衰え度」チェック表を試作、その結果による5つのパターン(完全無欠タイプ・脳マスタータイプ・眠れる脳細胞タイプ・発展途上脳タイプ・脳細胞絶滅
新たなネットサービスの開発・実装には、トラフィックの高負荷に耐えるシステムを構築・運用が必要不可欠だ。今回は、株式会社はてなのCTO・伊藤氏に究極のネットワーク・サーバー技術者像を聞いた。カリスマ経営者が求めるインフラ技術者のレジュメとは? 今回話を聞いたのは、「人力検索はてな」や「はてなダイアリー」などの開発・運営を行う株式会社はてなの伊藤直也氏。 個人的にもRSS検索エンジンなどのツールの開発者だ。自身のブログや技術誌でそのテクニックの一部を公開しており、Webテクノロジー、Webサービスにかかわるエンジニアやブロガーの間ではカリスマ的存在だ。 はてなのWebサイトを見ていると、日々新しい技術とサービスがものすごいスピードで開発・実装されていることはわかる。しかし、それだけ変化の途上にあるということで、「こういう会社」「こういう事業」と限定・特化しにくいところがある。それまでの常識を超
人間関係トラブルの元凶ともいえる典型タイプ、それが自己中心的、略して「自己中」。特に今回、若手エンジニアを悩ませる、自己中上司の身勝手極まりない暴走行為の数々を、一挙30連発で紹介しよう。 過去、Tech総研ではエンジニアの人間関係にまつわるトラブル事例を題材にした記事を多数、掲載してきた。上司や顧客、営業といったトラブルを起こす相手や、SE・プログラマ、研究開発部門といった業種・職種まで、ありとあらゆるシチュエーションを紹介してきたが、その中に、あるひとつの共通点を見いだすことができた。 それが今回のテーマ、「自己中」。ワガママで身勝手、常に自分のことしか考えず、都合が悪くなると仕事を丸投げして他人に責任を押し付けるetc……など、人間関係トラブルの「元凶」ともいえる自己中人間は、われわれの職場環境に多数生息している。 今回、200人のエンジニアに「身近な自己中人間とのトラブル事例」につ
いつかは転職したいという気持ちがあっても、不安や疑問を抱えて悩むエンジニアは多い。そこで、2004年以降に転職したエンジニア386人の実態調査をもとに、彼らが転職を決意した理由から入社後の反省までを考察。幸せなエンジニア転職とは何かを考えてみたい。 今回、Tech総研は、2004年以降に転職を経験したエンジニア386人に向けて、転職に関する実態調査を実施した。転職とは、「給料や仕事内容、環境、人間関係に関するものなど、現在の会社で感じている、さまざまな不満を解消し、より最適な環境で仕事をするために行う」と位置づけることができる。実際の回答を見ると、「転職前の「不満が解消された」という回答は8割を超え、逆に「解消されなかった」という層が2割弱となった。 エンジニアの転職理由のトップは、「会社からの評価や給与が上がらない。あるいは下がった」が、53%(複数回答)と最も多い。2位は「会社や業界の
IPA(独立行政法人情報処理推進機構)は、ITアーキテクトの育成を目的とした「ITアーキテクト委員会」を2003年11月に設置した。メンバー13人の多くは現役のITアーキテクトであり、主査を務める榊原彰氏は1990年代からその職務を行ってきたエンジニアだ。榊原氏にITアーキテクトの実像を聞いた。 ITアーキテクトをひと口に言えば、「顧客のビジネス的な要求を、情報システム化された要件としてまとめ、ITのアーキテクチャを設計する人」となる。システム構築の全体的な設計を行い、その成果物に対して責任をもつエンジニアだ。この職種が生まれた背景にはIT産業の変遷があると榊原氏は語る。 「1990年代初めからC/Sとオープン系技術が主流となり、システムを構築するための製品と技術の組み合わせが多様化・複雑化してきました。それまでの単一的な製品や技術で構築されたメインフレームと異なり、これらの要素を最適化し
デジカメとは一味違う存在感を放つフィルムカメラ。中でもニコン製は、抜群の信頼感や手間をかけたつくりで、一躍脚光を浴びた。今回はそんな「ニコンカメラ」の魅力に迫ってみたい。
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