Walt DisneyがPixar Animation Studiosを74億ドルで買収する。このことはハリウッドに衝撃を与えると同時に、Apple Computerの最高経営責任者(CEO)Steve Jobsが映画業界で最も強い影響力を持つ人物のひとりとなることを意味する。 一方、今回の買収について、Pixar映画を愛するファンたちからは、Pixarの独自性が損なわれるのではないかという懸念の声も上がっている。結果は時間が経たねば分からないが、ここでは、この買収の重要点について大まかに見てみたい。 --Disneyはいくら支払うのか。 両社の説明によれば、DisneyはPixarの発行済み株式1株につき自社株2.3株を発行し、株式交換の形でPixar株を全て買収する。総額74億ドル相当を支払うことになるが、一方でDisneyはPixarの保有する現金約10億ドルも引き継ぐ。 --これか
[ラウンドアップ] Disneyが往年の輝きを失っていたアニメーション部門のてこ入れのために、「Toy Story」以来大ヒット作を生み出し続けているPixarを買収した。アニメーション映画やキャラクターの創造は、Disney全体のビジネスの根幹をなすもので、ここで大ヒット作が生まれれば、メディア関連はもとより、テーマパークやグッズ販売など他のビジネスへの波及効果も期待できる。その点を考えると、Pixar(そしてApple Computer)CEOのSteve JobsがDisneyの有力な株主となり、同社取締役会のメンバーになることによる経営面の変化はもとより、Pixarのクリエイティブ部門を率いてきたJohn Lasseterが新会社のクリエイティブ部門の最高責任者に就任し、Disneyのテーマパーク設計などに力を貸すことになる点にも注目が集まる。また、ABCやESPNをはじめとするテ
[25日10時25分更新] Disneyは米国時間24日、Pixar Animation Studiosを74億ドル相当の株式交換で買収すると発表した。これにより、Apple ComputerのCEO(最高経営責任者)Steve JobsはDisneyの取締役に就任する。 Walt Disneyが普及させたペンとインクによるアニメーション製作手法を受け継ぐものとして、Pixarのデジタルなアプローチを採用することは、アニメーション映画の製作元として由緒ある歴史を持つDisneyにとって大きな賭けといえる。また今回の買収は、ITと映画業界との間で起こった激しい衝突の最新事例でもある。 今夏に完了する見通しのこの買収の一環として、Pixarの幹部2人がDisneyのアニメーション部門を統括することになる。Pixarの社長を務めるEd Catmullは、PixarとDisney Animatio
アニメ情報サイトAnime Insider"Toonami: November Ratings"によると、ケーブルTV・カトゥーン・ネットワーク(CN)の「トゥーンナミ」と呼ばれる土曜夜の時間帯で『金色のガッシュベル』『ワンピース』『ナルト』3作品が11月を通して高い視聴率をあげた、ということだ。(以下、記事の要約。) 11月のCN土曜夜のアニメ視聴率がかつて無い2桁の上昇を示し、その中でも特に上記3作品の健闘が光っている。 ニールセン・メディア・リサーチによると、この3作品はCNの9−14歳のターゲット層の中で視聴世帯数と視聴率の両方で2桁の伸びを見せ、アメリカで日本アニメ人気が継続していることを証明した。 『ガッシュベル』(土曜夜8時半)『ナルト』(土曜夜9時)『ワンピース』(土曜夜9時半)の視聴率は、6−11歳の年齢層でもかなりの上昇し、後者2作品は9−14歳の少年のいる平均視聴世帯
Active Animeによると、the TIMESONLINE UKとのインタビューで、ジェームス・キャメロンは自身が開発した3-Dデジタルカメラを使用した数本の大予算の映画を監督している、と語った。 そして、彼の監督作品としてこれから最初に大スクリーンに登場するのは、木城ゆきとの『銃夢』(タイトルは『Battle Angel』)となり、2007年夏公開予定、とのこと。 2009年の夏に公開予定のもう1本の映画とこの『銃夢』の予算を合わせると、5億ドル(約585億円?!)にもなると言われているが、『タイタニック』で不可能を可能にしたキャメロン監督には許される金額らしい。 Battle Angel Alita: Last Order, Vol. 1: Angel Reborn 作者: Yukito Kishiro出版社/メーカー: VIZ Media LLC発売日: 2003/07/01メ
Bandai Entertainmentのサイトで英語吹替え版『エウレカセブン Eureka 7』のプレプロモーションビデオを見ることができるようになった。*1 そこで管理人のHPの「英語のセリフはどうなってる?」出張バージョン。 『エウレカセブン』プレプロモーションビデオ英語吹替え版の「レントンのナレーションは英語でこうなってるよ」↓ 生まれてから14年も経ったのに どこに行く事も 何もすることが できない僕は ただ待ち続けるしかなかった そんな時だったんだよ 姉さん 彼女が エウレカが 僕の前に現れたのは (プレプロモーションビデオ『交響詩篇エウレカセブン』) It's been 14 years since I was born. But, I can't go anywhere or do anything. So all I can do is wait. Yeah, all I
アメリカのアニメファンなら知らない人はいないと言われる有名コスプレーヤー、その名も「マン・フェイ」(男性版フェイ)。『カウボーイ・ビバップ』のフェイのコスプレをしてありとあらゆるアニメ・コンに登場するかなり大柄な男性だ。 大柄な男性がフェイのコスプレをするというだけで十分アレだが、特に悪名高いのはその彼の毛深いお尻。(フェイのコスチュームを思い出して気持ち悪くなってください。)今ではその異様な姿はアニメファンの間に知れ渡り、コンで「マン・フェイ」に会ったらそのお尻を叩く、というのがお約束になっているそうだ。(何故だ?) 北米大手アニメ情報サイトANNでは、果敢にもその「マン・フェイ」を探し出し、インタビューに成功した。インタビューでは、彼がフェイのコスプレをするようになった経緯や、他のアニメファンの彼に対する反応などについてANNが質問しているが、途中から話は彼とアニメ・コンのひとつアニメ
2005年7月28日 ハリウッド映画向けアニメーション作品製作のためのLLPを設立 −コンテンツ製作委員会としての活用は日本初− 株式会社シンク(東京都港区、代表取締役CEO: 森 祐治)は、株式会社コミックス・ウェ ーブ(東京都渋谷区、代表取締役社長: 竹内 宏彰/本名:裕)と共に、8月1日の有限責 任事業組合契約法(通称LLP法)施行に伴い、同日にコンテンツ製作委員会として有限責 任事業組合(LLP)を設立することを発表致します。 設立するのは『ジャパニメーション・パートナーズ有限責任事業組合』。2007年に公開予 定の米国ハリウッド人気映画シリーズに先行してリリースされる同シリーズをモチーフと したアニメーション作品などの日本側製作事業主体(製作委員会)として同LLPを設立致 します。コンテンツ製作委員会へのLLPの採用は日本初の試みとなります。 有限責任事業
26日付のFOXNews.comに、「Japanese Comics Invade; Can They Conquer?」と題した記事が 掲載されていました。 記事内容は、アメリカでの日本マンガ・アニメ作品 の人気の解説と、それに反した、アニメ及びアニメ ・スタイルの作品の、劇場映画部門での不人気 (「Pokemon」映画の大ヒットはなかったことにして いるようです)を伝えるものですね。 その記事の中で久々に、ワーナー・ブラザーズが映 画化権を保有している、実写版「AKIRA」のことも 少しだけ話題にされていました。 とはいえ、特に進展を示すものではなく、マンガ作 品の実写化の難しさを象徴する例として、 「somewhere in development hell」(まだディペロ プメント地獄のどこかだろう)と述べられているの みでしたが。 (「ディベロプメントDevelopment」――
It's invaded the comic book world and children's entertainment. But can manga make it at the movies? Simply, manga (search) is Japanese for "comics." Dishpan-sized eyes, samurai-like movements and girls in microscopic miniskirts are a few of its tell-tale elements. Technically, you can bring a Superman comic to Japan, and it will be referred to as "manga." But nobody's bringing Superman comics to
Bandai Entertainmentは『カウボーイ・ビバップ』が北米アニメ市場で最初にビデオとして発売されて以来DVDとの合計売上が100万本を超えたと発表した。 現在までのところ北米アニメ市場で最も売れているアニメシリーズのひとつである『カウボーイ・ビバップ』は2001年の北米TVデビュー以来殆ど途切れることなくカトゥーン・ネットワークで放映し続けられている超人気番組。 ICv2は、古典映画に影響を受けたと思われる渡辺信一郎監督の演出スタイルと菅野よう子氏の素晴らしい音楽の2つを備えたこの魅力的な作品は、アメリカでアニメファンを増やすきっかけとなる重要な番組であった、と分析している。 9月13日にはDVDリミックス・バージョンも北米で発売される。これは去年のクリスマスに日本で発売されたもののことだと思われるが、記事によると『ビバップ』が放映されているAdult Swimブロックによる
ICv2の記事によると『エヴァ』がカトゥーンネットワークの「アダルト・スイム」*1ブロックで10月20日から放送されることが正式に決まった。 実は『エヴァ』はこれが本当のアメリカでのTVデビューという訳ではない。数年前に同局の夕方の時間帯「トゥーンナミ」ブロック*2で行った「巨大ロボット」週間の一環として既にアメリカのTVに登場していたのだ。しかしなんとその視聴率は「トゥーンナミ」始まって以来の最低を記録してしまったのである。 “黙示録的な神話性と知的な社会批判を重層的に提示する『エヴァ』は学校帰りの子供を主なターゲットにする「トゥーンナミ」の視聴者と合わなかった”とICv2は記事の中で分析しており、ターゲット年齢層が高めで夜遅く放送の始まる「アダルト・スイム」ではもっと良い視聴率がでるだろうと予測している。 更にICv2の考えでは、アメリカでの販売元ADVが収益性の高い『エヴァ』を「アダ
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く