JISで定められた同心度 JISで同心度とは、 平面図形の場合にデータム円の中心に対する他の円形形体の中心の位置の狂いの大きさ と定められおり、幾何偏差の中の位置偏差の1種類に位置付けられます。 「平面図形の場合にデータム円の中心に対する他の円形形体の中心の位置の狂いの大きさ」を要約すると、円の中心の狂いの大きさのことと言えます。 例えば、下記のように円柱のワークの中心を見たとき、2つの円柱の中心の狂いの大きさが同芯度となります。 同心度のJIS記号 JISで定められた同心度の記号は、◎で表記されます。 下記の三角法で書かれた図面の場合、太い方の外径と細い方の外径の同心度を0.03mmの範囲に収める必要があるということを指示しています。 JISで定められた同軸度 JISで同軸度とは、 データム軸直線と同一直線上にあるべき軸線のデータム軸直線からの狂いの大きさ と定められおり、幾何偏差の中の