木工やフライス切削でたくさん切りくずが出ますが、掃除機で吸い取るとすぐに一杯になってしまいます。 切りくずの集塵機について調べると、ペール缶を利用したサイクロン式集塵機があることが分かりました。 しかも構造が非常に簡単で、非常に効率の良い分離性能があるようです。 そこで、ペール缶を用いた簡単に作れる高性能サイクロン式集塵機の製作にチャレンジしてみました。 ※追記分離性能を向上させた改良型も作ってみました。YouTubeで作り方を公開しているので是非見てください。↓ また、改良点などの詳細はページの後半で解説しています。 サイクロン式集塵機の原理 サイクロン式集塵機とは、遠心力を利用してゴミと空気を分離する集塵装置です。 切削くずと共に吸引した空気を、円筒状の中で回転させることで、遠心力を発生します。 遠心力の力によって、空気よりも重い切削くずが回転円の外側にぶんりされ、切削くずだけを集塵す