ではこれから各コンデンサについて詳しく説明します。 『カップリングコンデンサ』とは カップリングコンデンサは、コンデンサの直流成分を遮断する特性を利用し、『直流成分+交流成分』から『交流成分』のみを取り出すために使用されるコンデンサです。 コンデンサのインピーダンスの大きさ\(Z_C\)は次式で表されます。 \begin{eqnarray} Z_C=\frac{1}{{\omega}C}=\frac{1}{2{\pi}fC} \end{eqnarray} 上式において、\(C\)はコンデンサの静電容量[F]、\(f\)は周波数[Hz]、\({\omega}\)は角周波数(角速度とも呼ばれる)であり、\({\omega}=2{\pi}f\)の関係があります。 コンデンサのインピーダンスの大きさ\(Z_C\)は直流成分(\(f=0)\)では無限大になります(分母が0になるから)。そのため、『直
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