各座標に対応して、3 種類の運動と、それぞれが持つ自由度が導かれます。 並進(自由度 3)、回転(自由度 2)、振動(自由度 1) エネルギー等分配則 このような「自由度」を考えると、温度と分子の運動エネルギーについて単純に理解することができます。並進と回転については、運動エネルギーは絶対温度に比例し、自由度 1 あたり のエネルギーが分配されるのです 1)回転運動の量子化が問題となる極低温を除く。これをエネルギー等分配則といいます。 よって、2原子分子の場合、並進と回転の運動エネルギーの総計 Ek は となります。 振動エネルギーについては少しややこしいので後で説明します。 n 原子分子(n ≥ 3)の場合 三原子分子は 2 つのタイプに分かれます。 二酸化炭素のような直線型の分子の場合は、二原子分子と同じように となり、非直線型の場合は となります。(非直線型の場合、分子の向きを表すの
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