イーサネット通信は正しく行われているか~arpによるARPテーブルの確認と設定~:ネットワーク・コマンドでトラブル解決(4) IPパケットのルーティングは、データリンク層のプロトコルであるイーサネットの仕組みにより、ホストからルータ、ルータから別のルータへと中継(リレー)が行われることで実現されている。イーサネットから見れば、中継されるIPパケットはイーサネット・フレーム(「フレーム」はデータリンク層におけるパケットの呼び名)に含まれるデータとして扱われ、さまざまなネットワーク機器間を転送される。 このように、イーサネットはIPネットワークの下層プロトコルとして、最小のネットワーク通信をつかさどる。普段はIPネットワークよりも表面に見えることはないが、実際には通信の根底を支える重要な要素なのである。 IPルーティングでは、送信先ホストが同一のサブネット内のホストであった場合にはそのホストへ
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