気持ちよく住むってどういうことだろう。みかんハウスのコンセプト作りはこの問いから始まりました。その時最初に思い浮かんだのが「シェアハウス」。一人暮らしは気楽だけど、やっぱりさびしい。気心知れた人たちと一緒に住めたら、きっと気持ちいい。自分もシェアハウスに住んでみたいと思っている人は多いはず。一方で、「プライバシーの守られた安心できる空間も捨てがたい」「自分の部屋にはせめて洗面があってほしい」「トイレがあってほしい」「やっぱりお風呂もあったらいい」などなど人によって「私」の空間にほしいと思うものは違うこともわかってきました。それぞれの生活のニーズにあった個人スペースがあれば、きっと気持ち良い。自分のペースで多様な人とつながれる暮らし。そして、街とも自然につながっていける。お店のことや公園のこと、学校や図書館や病院の情報が簡単に手に入る。お祭りやイベントなどを通じて、街の人たちともつながること