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ブックマーク / yppts.adam.ne.jp (24)

  • 音楽関連のメモ

    サイト案内 手っ取り早さを優先した初心者向けの記事は一足飛びの音楽制作から、じっくりやりたい初心者向けの記事は急がば回れの音楽制作からリンクを辿れば一通り読めるようになっています。イフェクトの設定ファイルなどが欲しい人はファイル配布のページに飛んでください。リファレンス用のデータはデータのページにあります。 <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> 音楽制作総合 Windows版Audacityを使った実際の作業 録音・イフェクト・ミックスなど (バージョン1.4系の記事が多いが2.0系にも対応開始) ローコストな音楽制作 労力も含めたローコスト制作を模索 (Domino、Reaper、Audacityを中心にVSTプラグインを活用する) 急がば回れの音楽制作 ゼロから始める初心者を対象に作曲からエンコー

  • 自滅への道

    のように読む」ウェブサイト by yp 利用上の注意(最初にお読みください) / BBS(お問い合わせはこちらへ) / 全記事アーカイブ(常に最新ではありません) / 不完全に更新終了した記事 / 完全に更新終了した記事 // 謝辞 / 背景 // 文芸に特化した別サイト(移設予定) 近況 ほとんどのテキストファイルをutf-8に変換しましたが、アーカイブ中のファイルなどは変換していません。 重要なお知らせ:2021年末をもって「yppts.dip.jp」の運用を終了しました。 ごく稀に更新している記事 筆者紹介など とりあえずで書いてそのまま。 音楽関連のメモ 内容が陳腐化してるので注意。 FreeBSD関連のメモ これも過去の遺物。 ヴァンパイアハンター攻略 机上理論は出し尽くした感もあるが実践の機会がない。 スーパーストリートファイターIIX田攻略 多分ずっと仮公開。 趣味のメ

  • 編曲(基礎完成編)

    キーを見直す / ベースによるアプローチ / アプローチの応用 / 楽器を変える / ドラムス / 前奏 / 間奏とブリッジ / ソロを中心とした間奏 / パートのつながりを見直す / パートを区切る / 音を増やす / まとめと補足 / 最後に // 基礎編に戻る / 知識補充編に進む / もどる <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> 有効度が高そうなアレンジ技術の紹介を交えつつ、必要とされる音楽理論が比較的高度なため後回しにした事項を補足し、間奏やブリッジなど付加価値的なアレンジについても触れる。 キーを見直す キーを解釈しないまま放置していた人向けの話なので、候補をある程度絞れている人はこの項を読み飛ばそう。 解釈に迷った場合は、まず「トニックはどれか」を耳で探し、ついで代理コードの可能性を疑っ

  • 編曲(知識補充編)

    コード分割と裏コードとオンコード / 理論で組み立て / ベースラインのメロディ / 違うキーにアレンジする / 転調の補足 / モーダルインターチェンジの活用 / パッシングコード / コードの変化 / パワーコード / ヴォイシング / 強弱 / 音価 / 用語の整理 / フェイク / オクターブ選択の実例 / 曲の雰囲気を変える / 裏メロを作る / ジャンルをなぞる // 基礎完成編に戻る / 計画的な編曲に進む / もどる <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> 作曲の知識補充編には目を通してある前提で進める。 コード分割と裏コードとオンコード ドミナントコードV7はIIm7>V7またはIIm7 on V>V7に分割できるという話にはすでに触れた。メジャーキーでの演奏してみると、たとえばこのよ

    編曲(知識補充編)
  • 作曲(基礎編)

    最初に / 前提知識 / コードにメロディをつける / メロディを分析する / メロディをさらに分析する / メロディ分析のまとめ / コードについて考える / もう少し決まったコードで練習する // 基礎完成編に進む / もどる <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> 「メロディができるまで」に重点を置いて練習を行う。必ず音を出しながら読み進めること。基礎練習なのでツライ部分もあるだろうが、どうしても無理なところはあまりこだわらず、そこそこに練習して次に進んでしまってよい。ただし、頑張ればその分後でリターンがあるような練習方法を極力選んでいる。練習ではなく体験をしてみたい初心者は一足飛びの音楽制作を参照のこと。 必須ではないが、手元に和音が出る楽器(ギターとかキーボードとか)が何かあると、効率よく練習

    作曲(基礎編)
  • MSP5

    ヤマハのMSP5について。 重要な情報: この記事は筆者が2011年1月に購入した個体に関するもので、その後のバージョンアップや仕様変更に追従していない、あるいは個体差や環境の違いを考慮していない記述があります。最悪のケースとしてたとえば、筆者が自分の不注意で壊した機材を(そうと知らずに)「粗悪品」と評している可能性もある、ということに注意してください。 重要な情報: 筆者が購入した個体は中古で販売されていたもので、新品と同等の性能や機能を有していない可能性があります。 一応示しておきたい情報: 筆者は執筆当時、普通の集合住宅(アパート)に住んでいました。スピーカ間隔は約60cm、リスニングポイントまで約80cmのセッティングで、壁までは側面背面とも1mくらい、スピーカスタンドではなくパイプラックに設置していました。 重ね重ね断っておきたい サウンドエンジニアリング(というか音の加工や調整

  • 音圧を上げる

    録音の結果、なんだかボリュームが小さい気がする、という人のための情報。Audacity2の初心者講座には目を通してある前提で進める。イフェクタのパラメータについてはイフェクトソフトの紹介のページを参照。ナレーションなどの用途でノイズを抑制しつつ声を目立たせたい場合はストリーミング放送の収録と加工を参照。 Audacityの他に、BLOCKFISH、Fraser's VST Plugins(家サイトが閉鎖になっているので、We Love CubaseVSTなどから入手:VST Plugins Part2のページにファイルがある)のF_S_Comp、George Yohng's W1 Limiter、Buzmaxi3を利用する。 「御託はいい、俺はとにかく音をでかくしたいんだ」という人は、音量を0dbまで増幅してから この設定でBuzmaxi3をかけよう。もし物足りなければ「Make Up」

    音圧を上げる
  • 和音など

    オクターブといい、p1の倍音としても含まれる 減5度(G♭)を増4度(F#)、増5度(G#)を短6度(A♭)、短2度(D♭)を増1度(C#)などと呼んでもかまわない(こういう関係を異名同音という)。ただし、これはあくまで「平均律ではたまたまそうなっている」だけであって、たとえば増4度と減5度が同じ周波数にならないような音階もあり得る(全音・半音の呼称も似たようなもので、平均律ではたまたま全音1つ=半音2つが厳密に成立するが、そうでない音階もあり得る:長音・短音などとすれば語弊が少なかったのかもしれないが、今さらである)。 三全音(トライトーン:増4度/減5度音)は周波数が無理数(ルート2)倍になっており、独特な緊張感を持った不協和音を生む。 オマケ(自然調律のしかた) 上記一覧の括弧内の数字(ここでは仮にXとする)を用いて、(logX)/(log2)*1200を求めると、ルート音から何セン

  • 音が出る原理

    筆者はド文系で、高校程度の数学も怪しいところがたくさんあり、変なことを書いている可能性があるので注意。 このページにあるスクリーンショットの一部は、YKさんのBearGraphの画面を利用している。使いやすい関数のグラフ化ソフトを公開なさっている作者の方に、この場を借りて謝辞を申し上げる。 弦の振動 まずは、両端を固定した弦の中央部分を引っ張ってそれを放すという状況を考えてみる。ギターなどを想像するとわかりやすいだろう。弦を放すと、引っ張られていた弦は元に戻ろうとするが、勢い余って反対側へ行き過ぎてまた戻ってくる。そしてまた戻り過ぎては行き過ぎてを繰り返し、結局振動を続けることになる。 このとき、過渡的な振る舞いを記述するには微分方程式を解く必要があるが、振動が落ち着いた状態だけ考えるなら、かなり簡単な式で済む。結論からいえば、振動の周期(固有周波数f)が、f={1/(2*l)}*{(T/

    音が出る原理
  • ソフト/音源/状況別の作り込み

    ソフトウェアの入手先などはソフトウェアのページを参照。それなりに熟練した読者を想定しているので、細かい説明は省いた個所が多い。設定ファイルなどの類はファイル配布のページにまとめてある。重複する内容もある。 このページだけ小見出しのつけ方が他と違うが、日記ページで扱ったネタを書き直したものが多い影響なので気にしないで欲しい。 アコピ音源をぶった切れ 見出し通り、アコピ音源を(EQで)ぶった切る。レコーディング中に「薄いピアノ音源」が見つからず、結局加工で押し切ったときのメモを元にしている。ヴォーカルやギターなどと混ぜても邪魔にならない音作りが趣旨である。 加工元として、DSKのDSK AkoustiK KeyZ、4frontの4Front Piano Module、Safwan MatniのProva(Reaperから見ると「Ugaret」というよくわからない名前になっている)とJazz B

  • 打ち込み

    打ち込みについて 2010年2月追記:筆者自身の制作環境ははたかぼーさん作のDominoにほぼ移行した。関連記事はDominoのページから辿って欲しい。 どんなにがんばってもMIDIではMIDIの音しか出ない(生楽器の音は出ない)ため、リアルさの追求については、どこまでがんばるかが問題になる。 サンプリング音源を自前で編集して使ったとしても、ハイハット(シンバルとスティックの材質・形状、叩く位置・角度・強さ、時間軸に沿ったペダルの踏み具合、他の楽器との共鳴など、考慮しなくてはならないパラメータが無数にある)などにハマリ込むと、どこまでやってもキリがなくなる。ある程度で見切りをつけてよしとしなければ作業が進まなくなるだろう。 ただし、楽器の特性や奏法についてはある程度知っておいた方がよいので、外部リンクのページから辿るなどして知識を仕入れるとともに、できれば実際に楽器を触ってみるとよい。急が

    打ち込み
  • リズムとビート

    拍子 / 前ノリと後ノリ / 弱拍の扱い / その他 // もどる <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> このページに掲載したサンプルは、とくに断りがない限り、いづれも4分音符を480チックスとしたテンポ125のファイルである(都合、1チックスが1msに相当する)。 生楽器では「他の楽器の音をよく聴き、表情のある演奏をしようと心がければ自然とそうなる」はずのものでも、打ち込みでは「最初から意識して作為的に」仕込まなければならない場合が多い。 ここでは細かい話がメインになるので、実際的な制作方法などは急がば回れのドラムスやベースのページを参照。サンプルファイルは一般的な音楽用のモニタ環境を前提に作成してあるため、ヘッドフォンなどを使って十分な音量で再生して欲しい。 拍子 以下、強拍を「強」、弱拍を「弱」

    リズムとビート
  • ローコストな音楽制作

    ローコストな音楽制作について、ハードウェア、ソフトウェア、技術などをいろいろ考えてみる。ここでいうコストは金銭・時間・労力などを含めたもの。筆者自身試行錯誤の段階なので、このコーナーの記事はすべて暫定的なものである。 無料ソフトの豊富さを考えるとPCUnixでの作業も捨てがたいのだが、大多数の読者にとっては(たとえregretなどの便利なパッケージを使ったとしても)Windowsでの作業の方が親しみやすいと思われるので、当面はWindowsベースでの作業をメインにする。PCUnixベースのものも含め別のページでソフトウェアの紹介をしているので適宜参考にして欲しい(Domino、Audacity、cherryなどの紹介記事は音楽メモのトップページから辿れる)。 特殊な注意が必要となるものは別途指摘するが、このページでは活用法に重点を置き、とくに必要なもの以外操作方法の紹介を行わない。ある程度

  • 急がば回れの音楽制作

    読み方 / モットー / 目次 // もどる <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> 作曲から公開まで、音楽の経験がまったくない人が入門レベルに達するために、筆者が「最終的な効率がよい」と考える練習法を、なるべく実例を交えながら紹介する。ある程度経験がある人にとっても、制作手順を見直す機会になるかもしれない。 手っ取り早さを優先する人は、とりあえず一足飛びの音楽制作を先に眺めて、もっと練習したくなってから読んでも構わない。ReaperやDominoの大まかな操作と設定も紹介している。制作環境構築の総合情報が欲しい経験者はローコストな音楽制作を参照してみて欲しい。放送向けの情報はストリーミング放送の音声技術に掲載している。 制作対象はメロディ主体のポピュラーミュージックで、歌モノかインストかは問わない。コ

  • ベースの動き

    ベースの動き ベースを動かすときの注意点や原則のようなものを。ここでは細かい話がメインになるので、実際的な制作方法などは急がば回れのベースのページを参照。 前提知識として、オクターブの重複を考えない場合、基形>第一回転形>第三回転形>第二回転形の順に安定的な傾向が強まることを覚えておこう。 <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> コードの変化 メジャーセブンもしくはマイナーセブンの下でベースをダイアトニックに動かしたサンプルファイルを用意した。Key on CとCmで右手はルート音を省略し、メジャーセブンがダイアトニックでないVとVIIbはドミナントセブンで代用し、ディミニッシュマイナーのセブンスコードはハーフディミニッシュにしている。 右手の形を見れば一目瞭然だが、ベースを動かすと、CはEm系コード

  • 進行と展開

    それっぽい音 中身はともかく、ぱっと見それっぽい感じの音をでっち上げるためのポイントをいくつか。コード進行だけで曲ができると思ったらドツボにハマるので注意して欲しい(コードなど、演奏のたびに思いつきで別のを当てても差し支えない程度のものである:調性感の薄い進行を使うとベースがデタラメをやっても素人目にはバレにくい、というメリットを享受するのは個人の自由だが、ここでは触れない)。 以下、強進行は単に「5度下降または4度上昇」、変進行は単に「4度下降または5度上昇」を指し、それ以上の意味は持たないものとする(広義の強進行は「強めの進行」と書く)。また「セカンダリードミナント」は「ダイアトニックコードに解決するドミナント」の意味で用い、ダブルドミナントを構成するか否かを問わない。 メジャーキーでの各コードの使い勝手 急がば回れの作曲知識補充編の図も参照のこと。 I(トニック): どんなコードにも

  • 曲作り

    最初にぶっちゃけた話 / ソフトと機材の準備 / ギターが手元にある人 / 打ち込みの活用 / 注意点と問題解決 全体の検討 // 録音と加工に進む / もどる <サンプルのMIDIファイル(SMFフォーマット1)が再生できない方はQuickTime Playerを使用してみてください> 基方針として メロディができている部分はメロディにコードを振る メロディができていない部分はコードを先に振る 仮組みが先、検討は後 という手順でやる。 異論もいろいろあるだろうが、筆者が思うに「メロディもコードも思い浮かばない」状態でメロディから手をつけるよりは、とりあえずでテキトーに並べても構わないコードをやっつけた方が早いだろう。反対に「すでにできているメロディ」というのは貴重なので、どうにかして活かす方向で考えた方が多分早い。 またメロディにしてもコード(ハーモニー)にしてもリズムにしても、固定し

    曲作り
  • 作曲(知識補充編)

    ちなみに、C△7などメジャーセブンの7度音は長7度、Cm7などマイナーセブンの7度音は短7度、C7などドミナントセブンの7度音は短7度である。来、たとえばCm(シーマイナー)に短7度音(マイナーセブンス)を乗せたコードなら「シーマイナー・マイナーセブン」と呼ぶのが正確なのだが、Cmに長7度音(メジャーセブンス)を乗せた「シーマイナー・メジャーセブン」はめったに使わない(こともないが、昔からの慣例でそういうことになっている)ので、単に「シーマイナーセブン」と呼んでしまうことがほとんどである。 もう1つ、これまで「Im(b13)」とか「Iadd9」などという表記が何度か出てきた。この後ろの数字は何だろうか。やはり度を示している。普通に考えて、度は「1から7まで」あれば十分であるが「1オクターブ上の音」を示したい場合はこのように「来の数に7を足して」表記するのである。 要するに「2度の音」と

    作曲(知識補充編)
  • MIDI

    詳しい話をする気はないが、ハマりがちなポイントなどをいくつか。 ファイルフォーマット スタンダードMIDIファイル(SMF:拡張子は.midか、まれに.smf)と呼ばれるフォーマットが用いられるが、SMFにも「SMF format0」「SMF format1」「SMF format2」の3種類があって、多少面倒なことになっている。 SMFフォーマットの話をする前に「チャンネル」と「トラック」について説明しなければならない。MIDIを再生する際、データを入力>データを保存>データをシンセサイザーに送る>音声信号が得られる、という手順になる(ここでいうシンセサイザーは楽器の名前ではなく、記録された情報を音声信号に変える装置やソフトウェアのこと)が、MIDIチャンネルはシンセサイザーにデータを送るときに使う単位、トラックはデータを収納・再生するときの単位を示す。 SMF format0 では、す

  • メロディ

    伴奏がとりあえずできている状態から始める。コード進行のページで作ったこの伴奏とこのメモを使う。なんでもいいので似たようなものを用意しておいて欲しい(上記のファイルをそのまま使ってもまあOK)。 最初に このページで紹介する手順は「どうしてもメロディが作れないときに、とりあえずで試してみる方法」なので、普通にメロディが作れる人は読む必要がない。また曲全体のメロディをこの方法だけで決める必要もまったくない。 他のページでも同じ話を繰り返しているが、打ち込みで作業する人もいきなりピアノロールでメロディを打ち込むのはやめよう。伴奏を聴きながら適当なメディアに鼻歌かなにか録音して、後から打ち込んだ方がはるかに効率が高い。 頭の中で鮮明なメロディがリアルに鳴り響いていてあとは楽譜なりMIDIファイルなりに落とすだけ、というなら別だが、初心者がメロディを作るときにそういう状況はほぼあり得ない。はっきりイ

    メロディ