アフガニスタン・カブールの市場を巡回するタリバン戦闘員ら(2021年8月17日撮影)。(c)Hoshang Hashimi / AFP 【8月17日 AFP】アフガニスタンの首都カブールを掌握した旧支配勢力タリバン(Taliban)は17日、首都機能の再開に向けて迅速に動き、政府職員に「恩赦」を出して職務に戻るよう呼び掛けた。しかし市民は警戒を示しており、通りを歩く女性の姿はほとんど見られなかった。 タリバンの下で今後予想される厳格なイスラム法に基づいた統治や、米国が支援した政府側に付いたことでタリバンから報復を受けることを恐れて、大勢の人が国外逃亡を試みている。カブールの空港は大混乱に陥ったが、翌17日には退避者向けの便の運航が再開された。 再び権力を握ったタリバンは、17日までに政府職員に対する恩赦を発表するなど、自制と穏健姿勢を印象付けようとしている。 タリバンは「政府のどの役職、ど
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