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シリアに関するoyoyomのブックマーク (50)

  • 「人間の弱さ」を熟知したアサド政権

    中東を研究していて、当に嫌になるのは、中東では政治が人間の邪悪さの競い合いになり、人間の弱さを、あらゆる意味で、無限に創造的な方法で、突くことが、最も有効な手法になることを目撃させられることだ。 「アレッポを陥落させて、米国もアサド政権容認に傾いていた時に化学兵器を使う必要はない」といった論評が聞かれる。アサド政権側も一斉にそう行った論理を用いて述べ立てる。しかし中東の政治の現実を、上辺ではなく、社会の人間関係から見ていれば、実際にはそういった論理では動いていないことがわかる。実際は、米国が容認姿勢に傾いたからこそ、ここで化学兵器を使ってみせ、それでも米国が黙認することを反体制派に見せつけることで、どれだけ残虐な行為をアサド政権が行っても、もはやどこからも助けが来ないと思い知らせ、戦意を挫けさせる。たとえ米国が軍事行動に出たとしても、アサド政権を倒すほどの規模は考えられず、その後は「被害

    「人間の弱さ」を熟知したアサド政権
  • シリア:空爆、サリン使用か 識者の話 | 毎日新聞

    国際的無関心も影響 末近(すえちか)浩太氏 立命館大教授(中東地域研究) シリア内戦でアサド政権軍はロシアの支援を得て軍事的に優位だ。昨年12月にはシリア北部の大都市アレッポを制圧し、隣接するイドリブ県で反体制派と激しい戦闘を続けている。この状況で化学兵器を使う合理的な理由は見いだしにくく、詳しい調査が必要だ。 仮にアサド政権側によるなら、トランプ米政権がアサド大統領の退陣より過激派組織「イスラム国」(IS)の打倒を優先する政策への転換を3月末に明示したことが、影響した可能性はある。これを追い風とみたアサド政権が、イドリブ住民の投降を早めるために化学兵器使用に踏み切ったのかもしれない。

    シリア:空爆、サリン使用か 識者の話 | 毎日新聞
  • シリア内戦と日本の戦争体験はつながっている

    <内戦開始から6年がたち、いまも続くシリアの悲劇。ドキュメンタリー映画『シリア・モナムール』にも描かれる無差別「空爆」の残酷さは、約70年前、日で30万人以上の死者を出した「空襲」とつながっている> 3月11日、シリア内戦を扱ったオサーマ・モハンメド監督のドキュメンタリー『シリア・モナムール』(2014年、公式サイトはこちら)の栃木県小山市での上映会に招かれ、上映の後、シリア内戦について話をした。私はこの映画を昨年の劇場公開前の試写会で見たが、すでに1年近くたち、細部の記憶が曖昧になっていたので改めて上映会で見直した。 映画は6年前の2011年3月に始まったシリア南部の都市ダラアでの大規模デモの映像から始まる。同年1月、2月にチュニジアとエジプトの強権体制を崩壊させた若者たちのデモ「アラブの春」が、シリアにも波及していた。ダラアでは10代の少年たちがアサド政権の崩壊を求める落書きを描いた

    シリア内戦と日本の戦争体験はつながっている
  • シリア 反政府勢力がアレッポ撤退決める 市民退避へ | NHKニュース

    内戦が続くシリアで、アサド政権が反政府勢力の最大の拠点、アレッポ全域の奪還に向けて攻勢を強める中、最後まで抵抗を続けていた反政府勢力の主要なグループは撤退を決め、日時間の14日午後にも戦闘地域に取り残されていた市民の避難が始まる見通しです。 これを受けて、最後まで抵抗を続けてきた反政府勢力の主要なグループは13日、アレッポの市外に撤退することで政権を支援するロシア政府と合意したと明らかにし、ロシア側もアレッポでの軍事作戦を停止したと発表しています。 合意によりますと、戦闘地域に取り残されている市民を、まず避難させたうえで、反政府勢力の戦闘員が市外に撤退するということです。反政府勢力が立てこもっていたアレッポ東部には、避難用のバスがすでに到着していて、日時間の14日午後にも市民の避難が始まる見通しです。 反政府勢力の主要なグループが撤退を決めたことで、政権側は近くアレッポ全域の制圧を宣言

    シリア 反政府勢力がアレッポ撤退決める 市民退避へ | NHKニュース
  • シリア戦争とISIS台頭で350億ドルの経済損失:JBpress(日本ビジネスプレス)

    世界銀行によると、シリアでの3年間の戦争と過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の台頭は地域に350億ドルの経済損失をもたらした。 世銀は調査報告で、経済統合に向かっていた国々を紛争が壊滅させたと述べた。わずか数年前には国境を越えた商取引と投資に満ちていた地域において、戦争がもたらした被害とその後の地域経済・貿易の崩壊の結果、シリアは1人当たり経済的厚生を16%、イラクは14%、レバノンはほぼ11%失った。 シリア、イラク両国の大部分を飲み込み、レバノンを巻き込む恐れがある多国にまたがる戦争は、戦闘地域に暮らす人たちに大きな経済負担を与えたが、一方では暴利をむさぼる人を生み、一部の商人に好機をもたらすことにもなった。 世銀のエコノミストのエレナ・イアンチョビチナ、マロス・イバニッチ両氏が執筆した報告書によると、地域的には、戦争とその後のISIS台頭が「巨大な人的、社会的、経済

    シリア戦争とISIS台頭で350億ドルの経済損失:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • シリア情勢:一段とひどくなるオバマ大統領の選択肢:JBpress(日本ビジネスプレス)

    トルコと国境を接するシリア北部の要衝アインアルアラブ(クルド名:コバニ)の丘にたてられたイスラム教スンニ派の過激派組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の旗のそばに立つ同組織の戦闘員とみられる人影〔AFPBB News〕 バラク・オバマ米大統領は法律家の面が強すぎて、指導者の面が弱すぎる。前米国防長官のレオン・パネッタ氏には売り込むべき回顧録があるが、実際は、同氏の大統領批判は見慣れた場所を歩んでいる。 現職の政府高官も退任した政府高官も、これまでずっとオバマ大統領のホワイトハウスの過度な慎重さについて不満をこぼしてきた。重要か否かは別として、米国の同盟国も同じ不満を表明している。 多くの場合、彼らの言い分には一理ある。そして、またオバマ大統領の言い分にも一理ある。 一見したところ、カリフ制イスラム国家を自称するスンニ派過激組織「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」によるシリア

    シリア情勢:一段とひどくなるオバマ大統領の選択肢:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 硬軟織り交ぜて支配強めるISIS イラクとシリアで勢力拡大――恐怖と分断統治とソフトパワー:JBpress(日本ビジネスプレス)

    黒地に白い文字の刻まれた「イラク・シリアのイスラム国(ISIS)」の旗が今、シリア東部の町デリゾールのほとんどの地域ではためいているが、他の反政府勢力によると、地上にISISの戦闘員の姿はほとんど見えないという。 ISISは秩序を保つために地元の部隊を使い、一定の距離を置いて町を支配している。デリゾールのハムザ旅団のムンディル・サファン氏は、「彼らは町にやって来て、『誰もお前たちの邪魔はしない。だが、何か必要なものがあれば、我々が助けてやる』と言った」と話す。 バシャル・アル・アサド大統領率いるシリアの政府軍と戦っている多数の反政府勢力と同様に、サファン氏の部隊は、アルカイダから分派したISISがデリゾール県の9割を掌握したと主張する中で、以前と変わらぬ活動を行っている。「ISISは、我々の部隊が以前と同じように地域を統治するに任せている」とサファン氏は言う。 シリアとイラクの多くの地域で

    硬軟織り交ぜて支配強めるISIS イラクとシリアで勢力拡大――恐怖と分断統治とソフトパワー:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • トルコ、シリア戦闘機を撃墜 領空侵犯を主張

    シリアとの国境に近いトルコのアクチャカレ(Akcakale)で警備にあたるトルコ兵(2012年10月4日撮影、資料写真)。(c)AFP/BULENT KILIC 【3月24日 AFP】トルコ政府は23日、同国の領空を侵犯したシリアの戦闘機1機を撃墜したと発表した。トルコのレジェプ・タイップ・エルドアン(Recep Tayyip Erdogan)首相は、今後も領空侵犯を繰り返せばシリアに「痛烈な」反撃を加えると警告した。 シリア政府は、戦闘機がトルコとの国境近くで反体制勢力を爆撃中に撃墜されたと主張。「目に余る侵略行為」だとして、トルコを非難している。 トルコ軍の声明によると、同軍はトルコ領空に接近中のシリアのミグ23(MiG-23)戦闘機2機に対して方向転換するよう「4回」警告したが、うち1機が拒否したので複数の戦闘機を緊急発進させた。 同ミグ機はグリニッジ標準時(GMT)23日午前11時

    トルコ、シリア戦闘機を撃墜 領空侵犯を主張
  • シリア内戦3年 激化する宗派間対立 - NHK 特集まるごと

    髙尾 「シリアの混乱が始まって3年。 長引く内戦による死者は、これまでに14万人。 レバノンやヨルダンなどの周辺国に逃れた難民は256万人に上ります。」 鎌倉 「難民が帰国できる見通しは一向に立たず、避難生活は長期化しています。 シリア難民、最大のキャンプを取材しました。」 隣国ヨルダンにあるシリア難民キャンプ。 東京ドーム75個分の土地に、およそ10万人が暮らしています。 辻記者 「難民たちが暮らすテントやコンテナハウスの脇にオープンしたのは、スーパーマーケットです。 中に入りますと、このように普通のレジがあって、商品は缶詰からトマトソースまで豊富な品ぞろえとなっています。」 民間企業が経営するこのスーパー。 長期化する難民生活を少しでも改善しようと、今年(2014年)1月にオープンしました。 支払いに使うのは国連が発行したクーポン券です。 遠隔地から輸送された料を配給するよりも、難

    シリア内戦3年 激化する宗派間対立 - NHK 特集まるごと
  • シリア内戦3年 犠牲者急増「たる爆弾」 - NHK 特集まるごと

    髙尾 「3年前、民主化運動に対する弾圧をきっかけに内戦へと混迷が深まったシリア。 今日(14日)の特集『ザ・フォーカス』は、シリアに焦点を当てます。 和平に向けた交渉が行き詰まる中、シリアでは、政府軍と反政府軍による内戦が激しさを増し、犠牲者はこれまでに14万人以上にのぼっています。」 鎌倉 「去年(2013年)の終わり頃から、政府軍がヘリコプターを使って市街地に投下している、『ある兵器』によって、多くの市民が犠牲になっています。」 西河記者 「シリアとトルコの国境に来ています。 こちらの検問所には、混乱が始まってから3年がたった今も、難民の姿があとを絶ちません。」 シリアから逃れてくる人に国境を越えた理由を聞くと、「たる爆弾」という兵器の名前を口にする人が目立ちました。

    シリア内戦3年 犠牲者急増「たる爆弾」 - NHK 特集まるごと
    oyoyom
    oyoyom 2014/03/20
    “爆発するとくぎや破片が500メートル離れた場所にまで飛び散ることもあり”
  • シリア内戦 子どもの死者は1万人を超える NHKニュース

    内戦が続くシリアで、戦闘に巻き込まれるなどして死亡した子どもの数が少なくとも1万1000人を超えることがイギリスの研究機関の調査で分かり、このうち子どもが意図的に狙われたとみられるケースが1割以上に上ることが明らかになりました。 これは、イギリスの研究機関オックスフォード・リサーチ・グループが24日に発表した報告書で明らかにしたものです。 報告書によりますと、シリアでアサド政権への大規模な抗議デモが始まったおととし3月からことし8月までの2年半に、戦闘や弾圧で死亡した11万人余りのうち、17歳以下の子どもは確認されただけで1万1420人に上るということです。 死亡原因としては、▽空爆や砲撃などによる爆発に巻き込まれた死者が7500人余りと最も多く、全体のおよそ7割を占めていて、▽次いで銃弾による死者が2800人余りとなっています。 なかでも特徴的なのは、至近距離からの銃殺や、スナイパーによ

  • シリア内戦、子供の死者1万1000人超える 多数が狙撃の犠牲に

    シリア首都ダマスカス(Damascus)で、スクールバスに当たった迫撃砲によって死亡した子供たちのうちの1人のひつぎを担ぐ人々(2013年11月12日撮影)。(c)AFP 【11月25日 AFP】内戦が続くシリアで、これまでに1万1000人以上の子供が死亡し、うち400人近くが狙撃を受けて殺害されたとの調査報告書を、英シンクタンクが24日、発表した。 世界の安全保障分野に特化した英シンクタンク「オックスフォード・リサーチ・グループ(The Oxford Research Group)」が発表した報告書「盗まれた未来:隠されたシリアの子供の死者数(Stolen Futures: The hidden toll of child casualties in Syria)」によると、シリア内戦が始まった2011年3月から2013年8月までで、記録が残っている17歳以下の子供の死者数は1万1420

    シリア内戦、子供の死者1万1000人超える 多数が狙撃の犠牲に
  • 米国、ロシア、シリア:弱くなった西側諸国

    (英エコノミスト誌 2013年9月21日号) シリアの化学兵器を巡る米ロ合意は、自由を大切にする者にとって最悪の事態だ。 1972年7月、エジプト大統領のアンワル・サダトは突如、数万人に上るソビエト連邦の軍事顧問団の国外追放を決定した。国内の左派に脅かされ、ソ連に軽んじられていたサダト大統領は、米国と手を組む方が得策と判断したのだ。 ニクソン政権で国務長官を務めていたヘンリー・キッシンジャーは、巧みな外交術を駆使して、ヨム・キプール戦争(第4次中東戦争)でエジプト、シリア、イスラエルの停戦を取りまとめ、然るべく米国の援助がエジプトに流れ込むことになった。米国の影響力も中東に及んだ。ソ連が中東で支配力を取り戻すことは、二度となかった。 ロシアのウラジーミル・プーチン大統領〔AFPBB News〕 シリアから化学兵器を取り上げる計画は間もなく国連決議で具体化する見通しだが、この計画はあの時代を

  • シリア情勢と欧州:「戦後大陸」の意義

    (英エコノミスト誌 2013年9月14日号) 欧州はアラブの春の今後の行方を決めることはできないが、重要な存在であることに変わりはない。 内戦が続くシリア(写真は東部デリゾール〔AFPBB News〕 第1次世界大戦で兵士の殺戮、さらに第2次世界大戦では民間人の殺戮を経験したことを考えれば、ヨーロッパ人――特にドイツ――が、かつてのように人を殺すことに積極的になれないとしても、あまり責めるべきではないだろう。 戦後欧州は次第に、戦争をとうに通り越した大陸になりつつある。 シリア軍事行動を巡る英国議会での投票やフランスでの議論から判断すると、比較的好戦的な国までもが、今では戦争に及び腰になっている。しかし、平和主義は度が過ぎるとかえって問題になりかねない。 戦争が過去のものになる大陸 8月21日、シリアで化学兵器による攻撃が行われたとのニュースが伝えられた時、欧州各国の外相はブリュッセルで緊

  • ニューズウィーク日本版 オフィシャルサイト

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  • シリア軍事行動 米議会の判断は - NHK 特集まるごと

  • シリア国民のためにならない西側諸国の「即興」

    (2013年9月12日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 場当たり的な即興の雲が、国際社会の対シリア政策に暗い影を落としている。アサド政権の化学兵器を国際監視下に置き、いずれ監視団が武器を廃棄するというロシアの提案も、影の払拭にほとんど役に立たなかった。 そんなことは、できるはずもなかった。何しろ現状では、ロシアの提案は、いささか突飛なジョン・ケリー米国務長官の即興の発言に乗じて作成され、次に、国連安全保障理事会でシリアを外交の盾で守るロシアのセルゲイ・ラブロフ外相によって、めったに姿を見せないシリアのワリード・ムアレム外相に打診、調整されたと見られるからだ。 説得力を欠く素人っぽい言動 ケリー長官の派手な言葉――アサド家は保有する化学兵器を放棄することで、ダマスカス東部での先月のガス攻撃を罰するための米国のミサイル攻撃から身を守れるという内容――が、過去にさかのぼる形で捻じ曲げられ、先週

  • 米国のシリア攻撃、難航する議会説得工作 懐疑的な米国民、安保の大物の助言にも反発

    (2013年9月10日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) ワシントンでシリアへの軍事攻撃を承認しないよう議会に呼びかけるプラカードを掲げたデモ参加者〔AFPBB News〕 先週後半、共和党のジョン・マケイン上院議員が召集したタウンホールミーティングで、米議会とシリアについて腹を立てているある選挙区民が同議員の目の前でマシュマロの袋を振りかざし、自分の意見を表明した。 この選挙区民は、シリアへの軍事介入の論拠を支持するどころではなく、臆病者を意味する柔らかいお菓子で正反対のメッセージを伝えようとした。彼の意見では、議会は戦争を始めるのではなく、シリアにかかわらないことによってのみ気骨を示すことができるという。 バラク・オバマ大統領が10日前、化学攻撃疑惑への報復としてシリアに対する軍事行動を承認するよう議会の決議を求めたことにワシントンは仰天した。その後の議論の展開はそれ以上に大きくワシン

  • シリア攻撃:イラクとは異なる大義

    (英エコノミスト誌 2013年9月7日号) 米議会がシリア攻撃について採決する時、世界における米国の立場を定義することになる。 ホワイトハウスでシリア情勢について語るバラク・オバマ大統領〔AFPBB News〕 10年と言えば、世界的な影響力の盛衰という点では、ごく短い時間だ。ほんの10年前には、経済はワシントン・コンセンサスに縛られ、地政学はホワイトハウスが操る絶対的な超大国の力に完全に支配されていた。 しかし今、化学兵器を使用したシリアのバシャル・アル・アサド大統領を罰する攻撃の開始を前にして、バラク・オバマ大統領は、議会の承認を求める必要があると考えた。 英国は、最も緊密な同盟国である米国と歩調を合わせられなかった。中東でも、米国のリーダーシップの低下がしきりに語られる。そして、オバマ大統領の補佐官の1人はブリーフィングで、シリア攻撃は「嘲笑されない程度の必要最低限の強度」になると述

  • シリア攻撃支持で危険な領域に踏み込むフランス

    (2013年9月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) フランスはシリアに対する軍事攻撃に参加する用意があるというフランソワ・オランド大統領の宣言を受け、ジョン・ケリー米国務長官が米国の「最古の同盟国」としてフランスを称えた時、フランスの評論家たちは満足感で身震いした。 だが、最近消極的になった英国に取って代わり、フランスが米国政府と肩を並べたことから来る満足感は、長続きしなかった。米議会の承認を軍事行動の条件とすることにしたバラク・オバマ大統領の予想外の動きにかき消されてしまったのだ。パリでは、先の週末の声明でオバマ氏がフランスに一言も触れなかったことが大きく取り沙汰された。 米議会の決定がフランスの政策を左右 フランソワ・オランド大統領はいち早く、シリア攻撃への参加を表明した〔AFPBB News〕 オランド、オバマ両氏は6日、モスクワでシリア情勢について会談する予定になっていた。 だ