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スイスに関するoyoyomのブックマーク (14)

  • ペトロブラス汚職事件に巻き込まれたスイスの銀行:JBpress(日本ビジネスプレス)

    ブラジルの裁判所が公開した文書で、国営石油会社ペトロブラスのスキャンダルで賄賂の支払いに使われたとされるスイスの銀行口座の概要が明らかになった。 ペトロブラス元幹部で、ブラジル最大の汚職事件に発展しつつあるスキャンダルの重要証人であるペドロ・バルスコ氏はパラナ州の裁判所に提出した供述書で、一部はスイスの銀行口座を経由し、推定1億ドルの賄賂を洗浄したと述べた。 元幹部が供述書を提出、検察当局は政治家など54人捜査へ 問題の銀行の1つがサフラ銀行だ。バルスコ氏は、ブラジルに拠点を置く石油・ガス業界コンサルタントのジュリオ・フェールマン氏と、サフラ銀行の元職員、デニース・コウス氏の「助けを借りて」同行に複数の口座を開設したと供述している。 ペトロブラスのスキャンダルを捜査しているブラジル検察当局者は、元ペトロブラス幹部と政治家――大半が連立与党の政治家――が同社の請負業者と結託し、業務の発注と引

    ペトロブラス汚職事件に巻き込まれたスイスの銀行:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • スイスフランの上限設定措置、短期的には成功:JBpress(日本ビジネスプレス)

    スイス国立銀行(中央銀行、SNB)が2011年9月に自国通貨の対ユーロ相場に1ユーロ=1.20スイスフランの上限を設定することを決めた時、その動きは近代の中央銀行の流儀から少しかけ離れているように見えた。 欧州為替相場メカニズム(ERM)が1992年に崩壊してから、最も進んだ先進国は、自国通貨を自由に変動させるか、通貨同盟に加わることを選んだ。 1970年代にアジャスタブル・ペッグのブレトンウッズ体制が崩壊するまで支配的だった「管理された為替相場」は過去の遺物と見なされていた。そうした相場制度は投機筋の攻撃に対して脆弱すぎると政策立案者が考えていたからだ。 ユーロ圏の債務危機に怯えていた投資家たちにとって安全な避難先になっていたスイスフランの急騰を防ごうとして、SNBは為替相場に上限を設定するという手段に出た。 2011年7月上旬から8月上旬にかけて、スイスフランは貿易加重ベースで約20%

    スイスフランの上限設定措置、短期的には成功:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 企業の楽園としてのイメージを失うスイス 国民投票で移民規制を承認、企業や富に対する態度に変化か?:JBpress(日本ビジネスプレス)

    スイスほど企業を温かくもてなす国はあまりない。安定した法律や有利な税制が非常に魅力的なため、欧州の人口の1%強しか占めないスイスは、欧州大陸の4大企業のうち3つの企業の拠地になっている。 さらに、コモディティー(商品)取引大手のグレンコアや消費財メーカーのプロクター・アンド・ギャンブル(P&G)など数々の大企業、また多くのヘッジファンドがスイスを欧州拠点としている。 そのうえ、柔軟な労働法と教育水準の高い人口を擁することを考えると、経済競争力の世界ランキングでスイスが大抵首位近くに位置するのは驚くには当たらない。 国民投票で相次ぎ企業に厳しい規則 それだけに、実業界のリーダーたちを戸惑わせるようなスイスの最近の決定はなおさら衝撃的だった。最も劇的だったのは、2月9日の出来事だ。スイス企業に深刻な打撃を与える可能性があるとの警告にもかかわらず、スイスはぎりぎりの過半数で欧州連合(EU)から

    企業の楽園としてのイメージを失うスイス 国民投票で移民規制を承認、企業や富に対する態度に変化か?:JBpress(日本ビジネスプレス)
  • 終息の兆しが見えないスイスの通貨戦争

    クリスマスまでにはすべてが終わると思われていた。ところが、スイスの通貨戦争はもう1年も続いており、スイスの中央銀行があとどれくらいスイスフラン(以下フラン)を人為的に安く抑え込んでいられるかという疑問が浮上している。 スイス国立銀行(中央銀行、SNB)は2011年9月6日、1ユーロ=1.20フランを超えるフラン高進行をい止めるため、必要なだけユーロを買う用意があると発表し、市場に衝撃を与えた。 SNBが異例の措置を講じたのは、ユーロ圏の危機からの避難先を求め、外国人投資家の資金がスイスに大量流入した結果、フラン相場が最高値を更新してユーロとのパリティ(等価)に迫り、スイスの輸出業者の悩みの種となったからだ。 それから1年経った今、SNBはこの政策がもたらす影響を巡り、重大な問題に直面している。 SNBのトーマス・ジョルダン総裁は先週、フラン相場に上限を設ける政策は「永遠に続くわけではない

  • 為替介入のツケと向き合うスイス 外貨準備が急増、為替市場の「新たな中国」に

    スイスフラン相場を安い水準に維持すると誓ったスイスが、その結果を突きつけられている。 スイス国立銀行(中央銀行、以下SNB)が7月31日に公表したデータによれば、同行のユーロ保有残高は今年第2四半期に急増した。避難通貨としてのスイスフランに対する大きな需要に対抗しつつ、1ユーロ=1.20スイスフランという上限の維持に努めたためだ。 スイスはここ数週間、外貨準備を急ピッチで積み増しており、「新たな中国」と揶揄されるほどになっている。スイスの外貨準備高は3650億スイスフラン(3740億ドル)に達し、中国、日、サウジアラビア、ロシア台湾に次ぐ世界第6位の規模になった。 フラン防衛でユーロ保有高が急増、「質の低い」資産を抱え込む恐れ しかし、ここへきて、スイスフランの上限を防衛するコストが明らかになりつつある。SNBはフラン安政策を取っており、ユーロの購入をあまりにも急速に増やしているため、

  • スイス中銀総裁のスキャンダルが落とす影

    (2012年1月13日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 筆者は4年前、当時スイスの中央銀行副総裁だったフィリップ・ヒルデブランド氏がロンドンの会議で政策スピーチを行うのを聞いたことがある。同氏は、官僚的な「スイスの子鬼」から通常想像される類の人物ではなかった。屈託のないヒルデブランド氏は、印象に残る情熱、活力、ユーモアをもって、欧米の銀行の極度の資不足について語った(そうすることが流行するずっと前の話だ)。 ヒルデブランド氏は今、再び記憶に残る人物になった――だが、今度は実に悲惨な理由からだ。 同氏は1月9日、家族の為替取引に関する不祥事でスイス国立銀行(SNB)の総裁を辞任した。この話の事実関係は完全には明らかになっていないが、いくつかの電子メールから伺えるのは、ヒルデブランド氏が、SNBが市場介入する直前にが大規模なドル取引を行うつもりだったのを知っていたことだ。(ひいき目に見て

  • 社説:スイスフランからスイスを守る 相場目標の設定は悪い選択肢の中の最善策

    スイス国立銀行(SNB、中央銀行)は、どんな買い手にもどんな量でも、対ユーロの固定レートでスイスフランを売ると約束し、絶え間ない自国通貨上昇をい止めるための最後の切り札を切った。 中規模の開放経済であるスイスは、自国の手の及ばない出来事と政策選択の犠牲者だ。 たとえスイスの対策が通貨戦争を引き起こすことになろうとも、SNBには、断固たる態度で徹底的に行動する以外に選択肢はほとんどなかった。 米国と欧州の金融刺激策は投資家の懐を現金で溢れかえらせた。投資家がその資金を避難通貨か金以外のものに回すことを恐れた結果、スイスフランは20~25%高騰し、ついに音を上げるまで輸出業者を圧迫することになった。 通貨高抑制と金融政策の統制力 SNBはしばらくの間、国内金融政策の統制力を手放すことなくスイスフラン相場を抑制しようとした。金融が移動できる世界では、それはよくて短命な結果に終わる。 日銀の為替

  • 避難通貨の円とスイスフラン、通貨当局に介入圧力

    (2011年9月6日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 世界経済への不安が募る中、スイスと日の当局に通貨高抑制に向けた介入を求める圧力が高まりそうだ*1。 ここ数週間、投資家が世界経済の成長に対する懸念やユーロ圏のソブリン債務への不安から逃れる避難先を求めたため、円とスイスフランは記録的な高値を更新してきた。日とスイスの当局は通貨高を抑制する対応策を講じたが、当初の取り組みは概して不首尾に終わり、為替市場の観測筋の多くは追加措置が必要だと話している。 8月上旬にスイスフランが対ユーロでパリティ(等価)を突破しそうになった後、スイス国立銀行(SNB)が取ったスイスフランの安値誘導策は当初、成功を収めた。 SNBは短期金融市場に大量の流動性を供給したほか、金利を押し下げるために通貨スワップを活用。さらにスイスフランをユーロにペッグ(固定)させる案を提起すると、8月9日に1ユーロ=1.009

  • スイス 通貨高抑制へ異例措置 NHKニュース

    スイス 通貨高抑制へ異例措置 9月7日 0時18分 歴史的な円高ドル安水準が続くなか、外国為替市場で日の円と同様買われているスイス・フランについて、スイスの中央銀行は6日、スイス・フランがユーロに対して一定以上値上がりしないよう上限を設け、この上限を超えた場合には無制限に市場介入を行う異例の措置に踏み切りました。 これは、スイスの中央銀行、スイス国立銀行が6日、明らかにしたものです。それによりますと、スイス国立銀行は、ユーロに対するスイス・フランの為替レートについて、1ユーロ=1.20スイス・フランという上限を設け、これよりもフランが値上がりした場合には無制限に市場介入を行うとしています。主要国の中央銀行が為替レートに目標を定めて無制限の市場介入を行うのは異例のことでスイス国立銀行は「最近のスイス・フランの過剰な評価はスイス経済に重大な懸念を引き起こしている」として、国内経済への悪影響を

  • スイスのショック療法の限界

    (2011年8月15日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 先週、驚くべきことがスイスで起きた。トレーダーが将来の金利に賭けるロンドン銀行間取引金利(LIBOR)市場で、スイスの予想金利がマイナスに転じたのだ。 そう、読者の皆さんの読み間違いではない。LIBOR市場を見る限り、今後1年間、スイスフランを貸し出したり、預金したりしたければ、その特権を得るためにお金を払わなければならないのだ。金融の通常の前提が根底から覆された。これを「不思議の国のアリス」の経済学と呼ぶといい。 2013年までマイナス金利が続く? マイナス金利は初めてのことではない。スイス国立銀行(SNB)は1970年代に資金流入を抑制するために、外国人の銀行口座にマイナス金利を課した。2008年には、スイスの一部の短期市場金利が一時的にマイナスに転じた。日でも1990年代終盤に同じことが起きた。 最近では、金融のパニックが広

  • 新たな「通貨戦争」勃発の予兆 FRBの低金利政策継続が世界経済に落とす影

    哀れなスイス人に同情しよう――。誰かがそんなことを口にするのは珍しい。だが、準備通貨を持つ、小さくて安定した豊かな経済国であることには実はマイナス面があった。スイスは今、それを発見している。 今後2年間は低金利を継続することを確約した米連邦準備理事会(FRB)の9日の発表は、スイスフランの異常な値動きを誘発した。スイスフランは一時、対ドルで6%を超える急上昇を見せた。 スイス国立銀行(SNB)は、急騰するスイスフランから自国の製造業者を守るために勇気ある試みを行ってきたが、市場の混乱からの休息を求めて殺到する世界のマネーの行く手を阻むのは難しい。 一方、同じような問題に苦しむ日は、3月に先進7カ国(G7)の協調為替介入を誘発した水準に向けて再び円が上昇するのを目のあたりにした。 立ち消えたはずの通貨戦争に再燃の兆し 昨年末、国際的な経済議論の的になった通貨戦争は、ほぼ立ち消えた。FRBは

  • 黄金の輝きを放つスイスフラン  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年7月25日号) 誰もが好きなように見える紙幣 最近、紙幣はあまり人気がない。金相場が7月18日に、米ドル、ポンド、ユーロ、円に対して過去最高値をつけたのを見るといい。 大西洋の両側で見られるゼロに近い金利や債務危機によって、投資家はリスク回避傾向を強め、各国政府がインフレによって債務問題から抜け出そうとしているのではないかと神経質になっている。 だが、このルールには1つ例外がある。スイスフランである。 右図が示すように、スイスフランは貿易加重ベースで見ると、外国人による銀行口座開設を阻止するためにスイスがマイナス金利を課した1970年代よりも強くなっている。 UBSのストラテジスト、マンスール・モヒウディン氏の見るところ、スイスフランは、オーストラリアドルやカナダドルと並んで、トレーダーや投資家が世界経済に対する自分たちの読みをヘッジするために使う「影の通貨」

  • 他の避難先通貨を凌ぐスイスフランの輝き  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年6月2日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) かつてはドルや円など数々の通貨が避難先通貨の地位を競っていた。しかし今では、1つしかない。スイスフランである。 ユーロ圏のソブリン債務に対する恐怖感や米国経済の健全性を巡る懸念の高まりを背景に、多数の投資家が安全性を求めてスイスフランに群がっている。問題の多いユーロとパリティ(等価)になるまで為替レートが上昇する可能性もあるとの予測も出ている。 対ドル、対ユーロで過去最高値を更新 スイスフランは1日、1ユーロ=1.2083スイスフランとなり、対ユーロで最高値を更新した。対ドルでも1ドル=0.8379スイスフランで最高値を更新している。 4月初めの水準から対ユーロで8.5%、対ドルでは9.6%上昇した計算だ。市場関係者の多くは、このスイスフラン高の傾向は今後も続くと見ている。 「今のところ、安全な避難先としてスイスフランに代わるものは存

  • スイス中銀の確執は厄介なトレンドの前兆か  JBpress(日本ビジネスプレス)

    投資家は平時、スイス国立銀行(SNB)の政治的な立場について時間をかけて熟考したりしない。しかし、今はそうすべきだ。地政学的な混乱がスイスフランの急騰を招いていることを考えると、なおのことだ。 というのも、市場がリビアの政情や米国の失業、英国のインフレ、あるいは原油価格について心配している間に、いろいろ考えさせられる興味深い物語がチューリヒで進行しているからだ。 問題の核心にあるのは、SNBが昨年計上した約210億スイスフランの損失だ。SNBは創立来の歴史の大半を通じ、リスクをひどく嫌う姿勢を誇りにしてきた。リスクを嫌うあまり、資産の多くを金で保有しているほどだ。 また、SNBは西側諸国の中で、保有資産の市場価値を定期的に公表する数少ない中央銀行の1つだ。これは特に国内の州を含むオーナーに向けて、透明性と誠意を示すために行っているものだ。 為替介入で巨額の評価損 しかし、SNBは昨年前半に

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