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2011年5月11日のブックマーク (5件)

  • なぜトップは怒鳴ってはいけないのか

    経済学的に考えたときに、組織運営にとって肝要なことは、(1)組織の個々の構成員に適切な誘因(incentive)を与えることと、(2)構成員それぞれの行動が互いに整合的なものとなるように調整(coordination)をうまく行うことの2点であるといえる。まずは、皆に「やる気」を起こしてもらう必要がある。このために(1)が必要になるが、この課題が達成できただけでは十分ではない。 皆がやる気を出していても、それだけでは、それらが空回りするだけで終わりかねない。そうならないためには、各構成員の行動が相互にかみ合ったものになるように調整されなければならない。そうした相互調整が可能になるためには、その前提として構成員間での情報伝達・コミュニケーションが不可欠となる。特定の情報は関連した部署において「分散的に保有」されているのが一般的だからである。 人間の認知能力には限界があるので、ある程度以上の規

    なぜトップは怒鳴ってはいけないのか
  • 中国:最も意外な人口動態の危機  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (英エコノミスト誌 2011年5月7日号) 最新の国勢調査の結果は、中国の一人っ子政策の将来に疑問を提起している。 人口爆発を恐れて一人っ子政策を取ってきた中国が、思ってもみなかった人口動態の危機に見舞われている(写真は中国南部・広西省に掲示された一人っ子政策の広報看板)〔AFPBB News〕 中国の人口は足りているのだろうか? これは馬鹿げた質問に思えるかもしれない。何しろ中国は長年、世界最大の人口を抱え、人口増加を抑制するために厳格な措置を取ったことで有名だった。 中国人、外国人を問わず多くの人は、無慈悲で強制的な度を越した一人っ子政策に愕然としていたが、莫大な人口を抑制するために中国が何か手を打つ必要があることを渋々認めることも多かった。 しかし、最新の人口統計の数字は、中国が違う種類の人口問題に陥っているという、ここ数年言われてきた主張を勢いづかせることになった。すなわち、出生率

  • 「アラブの春」の光と影  JBpress(日本ビジネスプレス)

    (2011年5月10日付 英フィナンシャル・タイムズ紙) 西側の政府高官とアラブ世界の民衆蜂起について話していると、2つの全く相容れない見解を、場合によっては同じ人物から聞くことがあるはずだ。 第1の見解は、「アラブの春」を、ある欧州の外交官の表現を借りるなら「私がこれまで生きてきた中でアラブ世界で起きた最良の出来事」とする見方だ。一方、第2の見解によれば、今はこの数十年間のアラブ世界で最も危険な瞬間だということになる。 最良の出来事か、最も危険な瞬間か 同じ人が同時に相反する見解を信じられる理由は、これが長期的視点と短期的視点の対立だからだ。歴史の大きな流れを見るならば、アラブ世界の現状を維持することは、可能でもないし、望ましくもない。 この地域は独裁政治貧困に苦しんできた。世界で唯一、過去30年以上にわたって民主化に向けた顕著な進展がなかった地域でもある。時代に逆行する思想や暴力的な

  • ギリシャ問題で振り出しに戻ったユーロ圏  JBpress(日本ビジネスプレス)

    ユーロ圏を救うために国際社会が7500億ユーロの救済制度創設に合意してから丸1年経った今、ギリシャの債務問題が通貨同盟を蝕み続けているせいで、ユーロ圏は振り出しに戻る羽目になった。 だが、1年前の差し迫った問題が、ギリシャ政府の資金が底を突く恐れだったのに対し、現在懸念されているのは、もっと微妙でテクニカルな問題だ。 ギリシャはデフォルト(債務不履行)することを許されるのか、もし許されるのであれば、どんな形の債務再編になるのか、という問題である。 この問題は何カ月も前から市場を覆っていた。容易な解決策が存在しないためだ。ある欧州の政策当局者が言うように、「(ドイツを除き)債務再編を望む人は誰もいないが、再編以外の選択肢を挙げられる人もいない」のだ。 来年の市場復帰が見込めなくなったギリシャ この1週間は、ギリシャ国債の利回り上昇のせいで同国の選択肢が減り、議論が重大な局面を迎えた。ギリシャ

  • マイクロソフト、消費電力を軽減する自動節電プログラムを提供

    マイクロソフトは11日、Windows OSを搭載したPCにおいて、電力中央研究所の協力のもと、消費電力の検証結果とその節電効果の説明会を東京・品川社にて実施した。 併せて検証結果をもとに、複数の節電設定を一括で行なえる「Windows PC 自動節電プログラム」の提供を日開始した。 説明会では、同社コマーシャルWindows部 業務執行役 部長の中川 哲氏が解説を務めた。中川氏は、PCの消費電力を検証した背景について、「東日大震災の影響で、これまで以上に一人一人節電することが重要になってきた」とし、「PCについても正しい知識を持って、より効果が高い節電を行なっていただけるように情報提供をしていきたい」と述べた。 検証したPCは、“Windows 7 2010年モデル”“Windows Vista 2008年モデル”“Windows XP 2006年モデル”の各デスクトップP

    マイクロソフト、消費電力を軽減する自動節電プログラムを提供
    oyoyom
    oyoyom 2011/05/11