最終更新日: 2008-07-01 WEB+DB PRESS Vol. 44 に向けて書いた記事の元の原稿です。 今月号から「BK通信」と題して、連載することになった高林と申します。先月号まで連載していた「プログラミングの光景」ではデバッグ、コードレビューといった大きなテーマを取り上げましたが、今回の連載では日常的に遭遇するチマチマした「バッドノウハウ」について書いていきたいと思います。 バッドノウハウとは? バッドノウハウとは、私が2003年に作った造語です。元の定義は以下のようなものです*1。 計算機を使っていると、何でこんなことを覚えないといけないのだろうか、とストレスを感じつつも、それを覚えないとソフトウェアを使いこなすことができないためにしぶしぶ覚えなければならない、といった類いのノウハウは多い。そうした雑多なノウハウのことを、本来は知りたくもないノウハウという意味で、私はバッド