光合成をきちんと測るにはいろいろ大変ですが、パルス変調蛍光測定装置という装置があれば、光ファイバーの先端を測定したい植物に押し当ててボタンを押すだけで、どのくらいの光合成能力を持っているかが瞬時にわかります。そこで、この装置を使って、実際にピーマンの実などが光合成をする能力を持っているかどうかを平成14年11月1日(金)2日(土)に行なわれた東京大学・柏キャンパスのオープンキャンパスに合わせて確かめてみました。 この公開実験には、二日間で約200名の方に参加していただきました。アンケートに答えていただいた170名ほどを見ると、大学生・一般の方が半数以上を占め、残りが中学生以下・高校生・大学院生+教員です。これらの方々には、実際に実験を行う前に、まず結果を予想していただきました。 その答えの分布を見ると、鉢植えの草の葉で「光合成をする」という意見がほとんどだった以外はかなり意見が割れており、