今や世界一のキャラクターコンテンツとしてだれも疑うものがいないポケモンだが、しかしポケモンの世界が広がれば広がるほどに、どこか居心地の悪さが立ち現れる。私たちがポケモンをかわいく思い、愛し、いつくしむほどに、初代ポケモンのコンセプトである「昆虫採集」、そしてビデオゲームとして求められる「バトル」という前提条件が、どうしようもない矛盾を現前させるからだ。 基本、ドラマが成立するのは人間である。だから、ドラマを理解し感情移入できるのは人間であり、人間はそのドラマに喜怒哀楽する。 だから、動物や架空の生き物でドラマを成立させるには、動物を人間のように描かなければならない。 つまり擬人化である。 ※中略※ ゲームをアニメ化するにはエピソードにドラマが必要になる。 つまり、ポケモンを擬人化して描く。 アニメ『ポケモン』は、151種の、ポケモンという普通の人間とは違う形や能力を持った人間が絡むドラマな

