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ブックマーク / www.igaku-shoin.co.jp (3)

  • DSM-5と精神医学的診察についての私見(ジェイムズ・モリソン) | 2016年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院

    ジェイムズ・モリソン(米国オレゴン健康科学大学 精神科客員教授) 今回,DSM-5が生まれた米国において,DSM-5がどのように受け入れられてきたかについて書いてほしいという依頼を受けた。これはまさに私が長年考え続けてきたことなので,もちろん喜んで書こうと思う。しかしこのテーマについて書くには,精神疾患一般についても解説しなければならない。というのも,DSM-5は,診断・治療を受けるために私たちの下に受診してくる患者が呈する“精神障害”について取り上げているからである。担当する患者を真に支援するために,私たちはDSM-5の使い方について熟知しておく必要がある。なお,DSM-5を診断のバイブルと呼ぶ者もいるが,決してバイブルなどではない。 そもそも「異常」とは何か 精神障害はさまざまな定義が可能であるが,異常を障害とみなす一般的な定義は残念ながら正確でもなければ完全でもない。これは「異常」を

    DSM-5と精神医学的診察についての私見(ジェイムズ・モリソン) | 2016年 | 記事一覧 | 医学界新聞 | 医学書院
  • 医学書院/週刊医学界新聞 【「統合失調症」についての個人的コメント(中井久夫)】 (第2478号 2002年3月18日)

    中井久夫(神戸大学名誉教授・甲南大学教授) 「精神分裂病」の名を改めることは以前から日精神神経学会で決められていたが,「スキゾフレニア」「クレペリン・ブロイラー症候群」「統合失調症」の中から「統合失調症」が選ばれた。年8月に横浜で開かれる世界精神医学会で公表して決まりになるという。しばらくは過渡期で2つの用語が並べて書かれるだろうが,世代が新しくなるとともに新しい用語が浸透していくのが趨勢であろう。 選ばれたいきさつを詳しくは知らないが,患者・家族の希望が強かったと聞いている。一面大の新聞広告を打って広く社会に意見を求めたのもこれまでになかったことで,プロセスをまず評価したい。 なるほど「スキゾフレニア」は国際的な呼称に足並みを揃えるという点では他に抜きんでている。しかし,患者,家族,一般公衆には呪文のように感じられるであろう。それに,形容詞にするとどうなるか。「スキゾフレニア的」「

    医学書院/週刊医学界新聞 【「統合失調症」についての個人的コメント(中井久夫)】 (第2478号 2002年3月18日)
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2012/03/17
    病名「統合失調症」が採用された時の、中井久夫さんのコメント。豊かな臨床風景を想像せずにいられない。
  • 医学書院/週刊医学界新聞(第2941号 2011年08月22日) 続 アメリカ医療の光と影  第204回:医療保険のご利益についてのRCT

    李 啓充 医師/作家(在ボストン) (2939号よりつづく) 無保険社会の米国においては,医療制度について,日では想像もできないような根源的な(あるいは初歩的な)レベルでの議論が行われることが珍しくない。 例えば,「医療へのアクセスは基的人権か?」とする議論はその好例である。日が憲法25条によって「生存権」を保障しているのとは対照的に,米国保守派の中には「医療へのアクセスは基的人権ではなく特権。お金を払った人だけがサービスを受けられる」(註1)と主張してはばからない向きが多いのである。 さらに,以前(第2918号)に,テキサス州が低所得者用の公的保険「メディケイド」からの全面撤退を検討していることを紹介したが,米国には,医療へのアクセスは特権とする考え方の延長線上で,「低所得者に公費で保険を提供することは税金の無駄遣いだからやめてしまおう」とするような,「乱暴な主張」が行われる素地

    医学書院/週刊医学界新聞(第2941号 2011年08月22日) 続 アメリカ医療の光と影  第204回:医療保険のご利益についてのRCT
    p_shirokuma
    p_shirokuma 2011/08/22
    こんな研究が発想され実行できてしまうことが凄い。こんな国に生まれたら大変だな。
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