熱き心の叫びか。はたまた、自身の行動を暗示していたのか−。草なぎが逮捕直前、謎のメッセージを残していた。 23日午前2時ごろだ。2軒目に立ち寄った赤坂のスペイン料理店「バル グランビア」で、草なぎは泥酔状態となっていた。「イケメンだね」と声をかけていた24歳の男性店員に歩み寄り、正面から両肩に手を置く。店員の帰り際、「若者よ、我が道を行け」と3回繰り返した。 草なぎは22日午後8時、なじみの日本料理店に1人で入店。23日午前1時ごろまで飲み続けた後、日本料理店の男性店長、女性従業員と、はす向かいの「バル−」へ移動した。同店の金子裕二店長(56)によると、初来店だった草なぎはハンチング帽をかぶっており、「フラフラしてたり、多少ろれつが回っていなかったけど、笑いながらすっごい楽しく飲んでた」という。 3人はビールを1杯ずつと、スペインの定番料理「クロケッタ」(小さいクリームコロッケ、6個入り、