最近、雑誌などの取材を受けているとき、よく聞かれる内容がある。 それは、 「RSSリーダーなどに力を入れると、本家本元gooのポータルサイトへの集客が減るんじゃないか?事業戦略上それは正しいのか?」と。 確かにRSSリーダーの利用が増え、RSSリーダー上で全ての情報が得られるようになった場合、ポータルサイトと言う概念が必要なくなってしまうかも知れない。だからポータルサイト運営をはたから見ている人にとっては、事業戦略上それを促進するというのは、自分の尻尾を食べてるワニのように、大問題に映ってしまう。 しかしながら、村井はそうは思わない。 基本スタンスとして、まず共有したい概念として、「それ」は我々が決めることではなく、ユーザーが決めることだからだ。 今までのスキーム(ポータル)に固執しすぎるが為に、時代の流れに目を向けないと言う判断を下してしまうこと、それこそが企業の停滞を生む最も大きな原因