これは#3000文字チャレンジブログの記事です。 内容は全てフィクションです。 私があなたに初めて会ったのは1976年のことでしたね。 そのころの私は、ゴルゴ13を描いていたさいとうたかを先生に憧れていました。 そのため、さいとう先生のようなシリアスな絵で戦争を題材にした重い内容の漫画などを描いては新人賞などに応募していましたが、なかなか目が出ませんでした。 自分の作品について、何をどう描きたいのかわからずもがき苦しんでしたときに、ふと頭によぎったのがシリアスな絵でギャグ漫画を描いたら面白くないだろうかということ。 そこから構想は一気に膨らみ、ならばいっそ現実ではありえない、不真面目なバイオレンス警官という設定が浮かんできました。 そこで生まれたのがあなたです。 その時は、まさかその先40年も付き合っていくことになるとは想像もせず、あなたという破天荒なキャラと一緒に歩み始めました。 出会っ
