原発爆発、対応が後手=危機管理で能力欠如−政府 原発爆発、対応が後手=危機管理で能力欠如−政府 東日本大震災で被災した東京電力福島第1原発1号機の事故について、政府の対応は後手に回った。爆発から詳細な発表まで約5時間かかったほか、情報の質においても十分とは言えず、危機管理能力の欠如を露呈した。 1号機が爆発したのは12日午後3時半すぎ。しかし、枝野幸男官房長官は同5時45分の記者会見では「爆発的事象」と述べ、詳細な説明は避けた。その後、枝野長官は同8時半すぎの会見で、爆発は隔壁だけで原子炉格納容器の破損はないと発表した。 また、原発周辺の住民への避難指示は、地震が発生した11日には「半径3キロ圏内」だったが、翌12日には「10キロ圏内」、爆発後は「20キロ圏内」と、事態の深刻化に応じて広げていった。この間、政府の明確な説明がない中、メディア側の情報も錯綜(さくそう)し、かえって国民の不
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