将棋の八大タイトルのうち、半分を持つ藤井聡太四冠(19)が、来年1月から予定されている「王将戦」の挑戦権を獲得しました。このタイトル戦に勝つと、史上初となる10代での「五冠」達成となり、注目されます。 藤井四冠は先月から今月にかけて行われた、八大タイトルの最高峰「竜王戦」を制して、史上初となる10代での「四冠」を達成しました。 藤井四冠は19日、八大タイトルの1つ「王将戦」の挑戦者を決めるリーグ戦で、近藤誠也七段(25)と対局し午後7時12分、91手までで後手の近藤七段を投了に追い込み無敗のまま5連勝しました。 この結果、藤井四冠はリーグ戦での最多勝ち星が決まり「王将戦」の挑戦権を獲得。 来年1月から開催予定の「王将戦」で、タイトルホルダーの渡辺明三冠(37)と対局することになりました。 藤井四冠は「王将戦」について「挑戦できて素直にうれしい。渡辺王将は序盤・中盤の戦略にすぐれ、1局ごとに