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ブックマーク / courrier.jp (9)

  • 「校内スマホ禁止」を憎んだニューヨークの高校生たちに生じた劇的な変化 | 最初は「離脱症状」も見られたが…

    SNSが未成年のメンタルヘルスに及ぼす悪影響が懸念されるなか、米国では校内でのスマートフォンの使用を禁止する学校もある。だがそうした禁止には効果があるのだろうか。ニューヨーク州で禁止措置を導入している高校を、米経済メディア「ブルームバーグ」が取材した。 離脱症状はすぐに表れはじめた。 携帯電話の使用を禁止した、米ニューヨーク州北部にある高校では、女子生徒が実在しないデバイスに絶えず手を伸ばしては、空(くう)をつかんでいた。廊下には、生徒らが鍵を壊してデバイスを取り戻そうとする音が鳴り響いていた。 ニューヨーク市のブロンクス区にある別の高校では、生徒らが抗議行動を画策した。 しかしやがて、そうした症状は消えていき、行動が変わった。 ブロンクスにある高校では、AP試験(高校在学中から大学の単位を取得できるための試験)のスコアが上がり、成績もコロナ禍前の平均に戻ったと校長のモニカ・サミュエルズは

    「校内スマホ禁止」を憎んだニューヨークの高校生たちに生じた劇的な変化 | 最初は「離脱症状」も見られたが…
  • 欧米の出版社がいま求めるのは、次の『コンビニ人間』だ 海外で脚光を浴びる日本人女性作家たち | 普遍のテーマが共感を呼ぶ

    作家の村田沙耶香には「イマジナリーフレンズ」、空想上の友達がいる。子供の頃からの長い付き合いだ。 村田は親から、料理をするよう、「女の子らしく」振る舞うように教えられて育った。そうすればいつか、お金持ちの男性と結婚できるから、と。「身体も、人生も、自分のものだとは思えませんでした」と村田は語る。だから、イマジナリーフレンズと一緒に宇宙船に乗って、自分の居場所だと感じられるような惑星に飛んでいくことを夢見ていた。 村田は一貫して、「普通」とは何かを問いかけ、家族の在り方を疑問視する物語を綴ってきた。そうした作品は、彼女自身が生まれ育った保守的な国・日で多くの共感を呼んでいる。半自伝小説『コンビニ人間』は2016年に芥川賞を受賞。すでに30ヵ国語以上に翻訳され、売り上げは150万部を超えた。 村田の小説は、日文学の翻訳作品の新時代を切り開いたと言える。『コンビニ人間』の英訳版が出版されたの

    欧米の出版社がいま求めるのは、次の『コンビニ人間』だ 海外で脚光を浴びる日本人女性作家たち | 普遍のテーマが共感を呼ぶ
    papers5
    papers5 2023/06/02
  • 家族はもはや“贅沢品”─日本人の想像を超える「韓国の家父長的社会の実態」 | 男女間の溝はなぜこれほどまでに深まったのか?

    11月のある晴れた日、私は江南のカフェでチョ・ヨンミン(49)と会った。 ヨンミンはマーケティングの仕事に20年以上携わった後、都市型庭園を造成する事業を運営している。彼女は韓国のジェンダー戦争の一因が、女性の役割に対する期待への拒絶と、韓国史上初めて男女が純粋に仕事を奪い合うようになった事実にあると見ている。 韓国の失業率は4%未満と比較的低いものの、20代では極端に高くなる。兵役義務がないために、1年半から2年ほど先にスタートを切れる女性のほうが労働市場では有利だと、多くの男性は考えている。これに対し、女性たちはOECD諸国中で最大の31%という男女間の賃金格差をもって反論する。 「以前、女性はこれくらい小さなパイを占めるだけでした」と言って、ヨンミンは親指と人差し指で丸を作ってみせた。「いまではその割合が少しずつ拡大しています。まだ男性が占める部分と比べると微々たるものですが、男性に

    家族はもはや“贅沢品”─日本人の想像を超える「韓国の家父長的社会の実態」 | 男女間の溝はなぜこれほどまでに深まったのか?
  • 独裁者は暗殺を恐れるようになると「母の味」を求める 元料理人が明かす意外な真実 | 「医者と料理人はすべてを知っている」

    昨年『How to Feed a Dictator(独裁者にべさせる方法)』というユニークな書籍が刊行された。元料理人を通じて、サダム・フセインやフィデル・カストロといった5人の独裁者たちの実像に迫るものだ。絶対的権力を掌握した暴君たちは、にどのように向き合あったのか? 世界の知られざる事象を紹介する米探訪メディア「アトラス・オブスキュラ」が、独裁者が文化に与えた影響に迫った。 独裁者が残した遺産 タイの焼きそば「パッタイ」が、独裁者によって作られたことを知らない人が多いことに、いつも驚かされる。いや、何もタイの首相を長年務めた独裁主義者のプレーク・ピブーンソンクラームが、ある日料理の才能を発揮してレシピを考案したわけではない。ただ、それまで名前がなかった麺料理にパッタイの名を付け、国民に制定したのがピブーンソンクラームだったのだ。 陸軍将校から、クーデターを経て権力を掌握したピ

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    papers5
    papers5 2022/10/02
  • 大量流出した個人情報で判明「中国の人口はある時点から急減している」 | 人口学者が詳しく解説

    中国は人口統計の数値を捏造していると指摘されており、異議を唱える者は取り締まりの対象となってきた。そのため同国が「公式」としている人口に関しては、さまざまな議論がある。 そんななか、中国の公安当局が管理する10億人分の個人情報が流出した可能性があると7月に報じられた。氏名や住所、犯罪歴、病歴記録までが含まれており、史上最大規模の情報流出とされている。 著名な人口学者である易富賢によれば、この事件によって漏洩した情報が中国の「数値捏造」を裏付けているという。 人口減少を頑なに認めない 中国政府公認の人口統計数値が意図的にかさ増しされていることなど、誰もが知っていることだ。にもかかわらず、当局はこれらのデータに疑義を呈する者たちを次々と弾圧している。 たとえば拙著『大國空巣』は、2007年の出版直後に発禁となった。同書が中国の一人っ子政策への懸念を表明し、人口の減少が始まるのが、中国当局と国連

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    papers5
    papers5 2022/09/08
  • どこでもできる効果抜群の究極エクササイズ「スクワット」を極めよう | 正しい姿勢をイラストで学ぶ

    スクワットといえば、どこでも簡単にできるエクササイズである。その高い効果と正しいやり方を、米紙「ニューヨーク・タイムズ」がイラストつきで解説している。 いまこの瞬間にも大半の人に可能なのに、おそらくほとんどの人がやっていない筋力トレーニングは何だろうか? 一定数の運動科学者やエクササイズに関する最新研究にあたると、その答えは「スクワット」が最多となるはずだ。 「下半身の筋力と柔軟性を高めるには、おそらくこれ以上の運動はないでしょう」と、ノースダコタ州立大学のバイオメカニクス教授でレジスタンス運動を研究しているブライアン・クリステンセンは言う。 スクワットの効果は下半身にとどまらない。「実際には全身運動なんです」と、マグリンゲンにあるスイス連邦スポーツ研究所のパフォーマンス・スポーツ部門のディレクター、シルビオ・レネ・ロレンツェッティは言う。「体幹の安定性を必要とし、背中を鍛えてくれます」

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    papers5
    papers5 2022/04/10
    スクワットはたまにしてる
  • 金持ちを次々とハメていく「女詐欺師」の実話物語がヒットしているワケ | ポスト・ガールボス時代の「アンチヒーロー」に

    野心的な女詐欺師の物語はなぜヒットするのか 女詐欺師の物語への注目が「ピークに達している」と、各紙が報じている。「ネットフリックス」や「Hulu」などの動画配信サービスがこぞって女詐欺師の物語の配信に着手しているからだ。 今月より「ネットフリックス」はアナ・デルヴィー(名:アナ・ソロキン)を、「Hulu」は来月よりエリザベス・ホームズのストーリーを配信予定だ。米誌「エスクワイア」によれば、ネットフリックスはデルヴィーに約3700万円を支払ったという。 デルヴィーは「多額の遺産を相続する予定のドイツの資産家の子女」という偽のアイデンティティで、ニューヨークの富裕層が集まる社交界に紛れ込み、彼らを手玉にとって集めたお金で豪遊するという大胆な悪行で逮捕された人物だ。 ホームズは、一時は第二のスティーブ・ジョブズと仰がれた起業家だが、「シリコンバレー史上最大の詐欺」を起こしたことで、今なお刑事裁

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    papers5
    papers5 2022/02/26
  • アップルに修理に出した女性、裸の写真とセックス動画を自分のSNSに投稿される | 慰謝料を支払い、和解したことを英紙が報じる

    アップルにiPhoneの修理に出した女性の身に、想像すらしていなかった事件が起きた。修理に出した携帯から他人には絶対に見られたくない写真と動画が勝手に抜き取られ、修理技術者が無断で女性のフェイスブックに投稿したのだ。 この事件による「深刻な精神的苦痛」の慰謝料として、アップルが女子学生に数百万ドルを支払ったと英紙「デイリー・テレグラフ」が報じている。 事件は2016年、アップルの委託先であるペガトロン社の修理センターで起きた。オレゴン州の大学生だった被害者は動かなくなった自分のiPhoneをアップルに送ったという。 修理の過程で2人の技術者は彼女のフェイスブックアカウントから、まるで彼女自身がアップしたと思われるような形で「さまざまな段階の脱衣姿の写真10枚とセックスビデオ」を投稿したという。友人から彼女に連絡が入り、これらの画像はすぐに削除された。 同紙は「iPhoneの修理施設で明らか

    アップルに修理に出した女性、裸の写真とセックス動画を自分のSNSに投稿される | 慰謝料を支払い、和解したことを英紙が報じる
    papers5
    papers5 2021/06/08
    そんなもん入れとくなよ・・・
  • 迷宮入りした連続殺人事件を鮮やかに解決する「DNA家系図捜査」とは | 30年前の白骨遺体から謎が解き明かされる

    2016年10月、インディアナ州の片田舎ニュートン郡で、30年ほど前に起きた未解決殺人事件の被害者3人の遺骨が埋葬された。 そのうち2人は1983年の連続殺人の犠牲者で、いずれも10代の男性と推定された。もうひとりは女性で、1988年に小川の岸辺で発見された。彼女は頭部を銃撃され、車のタイヤに覆われたまま焼かれていた。 その後、彼らの遺骨は黒のゴミ袋と小さなダンボール箱に入れられ、身元不明のまま郡検視官に引き継がれた。スコット・マッコードがその3つの箱を受け取ったのは、彼が人口約1万4000人のニュートン郡で検視官に任官されたばかりの2009年のことだった。 マッコードは3人をそれぞれ「アダム・ドゥ」「ブラッド・ドゥ」「シャーリーン・ドゥ」と名づけた(ドゥは、氏名不詳者につける仮名)。さらに3人の似顔絵を公開したり、人類学的鑑定や歯学的鑑定、DNA鑑定を依頼して、彼らの身元究明に励んだ。

    迷宮入りした連続殺人事件を鮮やかに解決する「DNA家系図捜査」とは | 30年前の白骨遺体から謎が解き明かされる
    papers5
    papers5 2021/05/29
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