2010年01月25日 07:36 カテゴリサイエンス最前線〜進化 人類はかつて何度も絶滅危惧種だった Posted by science_q No Comments No Trackbacks Tweet 人間の個体間の遺伝的差異が、他の動物に比べて非常に小さいことから、進化の過程で個体数が極端に減少したか、もしくは遺伝的に近い特定の集団だけが生き残るようなできごとがあったのだと推測されています。このような進化のボトルネックは、我々の先祖がネアンデルタール人との共通の祖先から別れる25-50万年前以前に最低1回、別れた後約10万年前までに最低1回(過去記事)、そしてその後、アフリカを旅立った5-6万年前以降に、それまでよりはずっと規模は小さいが2回ほどあった(過去記事) ということは、以前お話したかと思います。それ以外にも、7万年前のインドネシア・スマトラ島のトバ火山の爆発による減少や、