中国・上海で結婚や離婚の届け出の順番を待つ列に並ぶ人たち(2013年3月6日撮影、資料写真)。(c)AFP/Peter PARKS 【3月22日 AFP】中国の金融の中心地である上海(Shanghai)で、離婚後に復縁する夫婦が倍増している。中国では不動産税制の変更で離婚すると有利になる「抜け穴」ができたことにより離婚件数が急増したことがあったが、それと同じような現象だ。国内メディアが20日に伝えた。 中国政府は2013年、住宅の売却益に20%のキャピタルゲイン税を課す税制を導入。不動産投機と価格の高騰に歯止めをかける狙いがあった。ただし、この制度では住宅2戸を所有している夫婦が離婚し、それぞれが個人で1戸ずつ所有することにした場合、一定の条件を満たせば非課税で売却することが認められていた。 上海市の公式統計によると、同市で一度離婚した後、同じ相手と再婚した夫婦は、税制変更前の2012年に