日本の陸上自衛隊も国連のPKO=平和維持活動に派遣されている南スーダンで、ことし7月に政府軍と反政府勢力との戦闘が再燃した際、政府軍が市民を殺害し、PKOの部隊は、市民を守ることができなかったなどとする報告書を国際的な人権団体が公表しました。 それによりますと、政府軍が戦車や軍用ヘリコプターなどで市民を無差別に攻撃するとともに兵士が、対立する民族出身の住民を殺害したり、女性を乱暴したりしたとして、強く非難しています。 そして、国連のPKOの部隊は市民を守ることができず、援助団体のスタッフなどが助けを求めた際にも対応しなかったなどとして「失望した」としています。また、反政府勢力についても、国連の避難民キャンプに入り込み避難民を「人間の盾」にした可能性があると批判しています。 南スーダンのPKOには、日本の陸上自衛隊も派遣されていますが、日本政府は、来月交代で派遣される部隊に安全保障関連法に基
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