歴史上、モンゴルといえば野蛮な騎馬軍団という負のイメージが強い。しかし、それは近代欧州で創作された虚構だと著者は指摘する。実際のモンゴルは情報戦・組織戦を重視してなるべく実戦せず、流血を避ける「戦わない軍隊」だった。 モンゴル騎馬軍団といっても「破壊力など、実はたかが知れている」と著者は言う。「機関銃も鉄砲もない。〔略〕未曾有の強大な暴力集団であるかのようにいうのは、まちがっている」。モンゴル軍の特徴は周到すぎるほどの計画性にあった。 たいてい二年をかけ、敵方について徹底した調査と調略工作を行った。「できれば、戦う前に、敵が崩れるか、自然のうちになびいてくれるように仕向けた」。軍はほとんどの場合、おおむねことが済んだあとを、ただ行進すればよかった。
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ノーベル賞経済学者のクリストファー・シムズ・米プリンストン大学教授は、日本政府はデフレ脱却と経済成長のためには公的債務の一部を増税ではなくインフレで相殺すると宣言し、金融緩和に加えて財政拡大で人々のインフレ期待に働き掛ける必要があると指摘。1月30日に都内で撮影(2017年 ロイター/Toru Hanai) [東京 9日 ロイター] - 長期にわたるデフレと低成長、政府債務の拡大を経て、日本はアベノミクス始動以来、主に金融緩和によって事態打開を図ってきたが、利下げ余地のないゼロ金利下限では金融政策は効果を失っているため、財政拡大で物価上昇率2%を目指すことに重きを置くべきだと、ノーベル賞経済学者のクリストファー・シムズ・米プリンストン大学教授は語る。
今年1月。神戸と横浜でランボルギーニの正規代理店(ランボルギーニ神戸、ランボルギーニ横浜)が相次ぎオープンした。昨年、新設されたランボルギーニ広島と従来からの東京・六本木、芝、名古屋、大阪、福岡の正規代理店を合わせて全国8店舗体制が整った。「今後、さらに新しい正規代理店のオープンも計画している」(ランボルギーニジャパン広報)という。 ランボルギーニの日本における販売は、2016年に前年比18%増の359台を記録した。絶対数は決して大きくはないが、日本の新車市場が停滞するなか、伸び率は大きい。2016年の全世界販売台数3457台のうち、日本は北米に次ぐ2番目のマーケットに育った。金額ベースで考えると1台当たりの車両価格は2500万~4000万円にも及ぶため、インパクトも小さくない。彼らの言うところの超高級スポーツカーマーケットにおけるランボルギーニの占有率は日本が世界最高で、17.7%のシェ
トランプ大統領は日本に対し「アメリカ車が売れないのは非関税障壁のためだ!」と言い始めた。実際、日本に於けるアメリカ車の価格は高い。アメリカなら310万円から買えるGMのシボレー・カマロが間もなく日本でも発売されるけれど、日本に入ってくるのは同じエンジンの豪華装備モデルで490万円程度になるという。 ちなみにどんな車種であっても、最上級の豪華装備グレードの販売比率は少ない。もちろんそうなった理由は存在する。長い間、アメリカ車といえば排気量が大きく、お金持ちしか買えなかった。お金持ちのニーズを満足させようとすれば、下品なくらいゴテゴテしたクルマが必要だとインポーターは考えているのだ。 仮にアメリカのディーラーで買ったクルマを日本に持って帰ってきてナンバーを取れるのなら、現地価格+10万円程度の運送コストで済む。カマロは映画『トランスフォーマー』の人気キャラになっており、搭載されるエンジンも20
トランプ大統領が「日本は自動車に対し輸入障壁を設けている」と主張していることに対し、日本政府は「関税ゼロ。安全基準は米国の方が厳しい。環境基準も厳しい。輸入障壁など無い」と言っているけれど、現実が全く解っていないと思う。アメリカからクルマを持ってきてナンバー取ろうとすると、大変な作業である。 例えば排気ガス。アメリカ基準が日本より厳しいのなら、アメリカ仕様に関しては排気ガス試験など不用のハズだ。本来なら工場から出荷された証明書あればナンバー取れるし、書類のある中古車も名義変更や車検継続が可能。なのにアメリカからクルマを輸入した場合、国交省は「排気ガス規制は通っていない」と判断する。 つまり日本側で再計測しなければならないのだった。これには数十万円の費用が掛かってしまうため、簡単に持ってくることなどできない。車体に関しても、安全基準が同じであれば本来ならヘッドライトさえ左側通行用に交換するだ
日本でアメリカ車は売れるだろうか? 結論から書くと「アメリカ人の好みと日本人の好みは違うため基本的に難しい」と思う。トヨタやホンダのアメリカ向けモデルをみれば解る。現在もカムリやアコードというアメリカでのベストセラーカーを日本国内で販売しているけれど、トヨタを持ってしても毎月数百台しか売れない。 ホンダの場合、アメリカで生産したモデルを何回か日本に持ってきて販売したものの、全て失敗。今年の夏にアメリカ向けのシビックを日本で販売するというが、これまた厳しいと予想される。ちなみに日本とヨーロッパは使い方がデザインの好みが似ている部分もあるため、性能の良いベンツやBMWなどは日本でも売れている。 ただヨーロッパ車であっても、アメリカのGMの傘下であるオペルや、ヨーロッパフォードのクルマは日本で受け入れられない。オペルやヨーロッパフォード、デザインが日本人向けでなく、性能もベンツやBMWより低いか
大量の書籍を電子化(スキャン)し、全文を対象に利用者が検索できるなど、作品を対象にした新しい検索サービスを始めやすくするため、文化庁は、著作権法を改正する方針を固めた。作家ら著作権者に不利益がほとんど生じないよう留意しつつ、著作物の電子化や配信を許諾なしにできる範囲を広げる。 書籍の全文検索サ…
報道陣の取材に応じる松沢和真さんの父正美さんと母敬子さん=10日午後、東京都内 2015年に東京都八王子市の障害児施設から行方不明となり、遺体で見つかった松沢和真さん=当時(15)=の両親が、安全管理を怠ったとして、施設を運営する社会福祉法人藤倉学園(東京)に、約8800万円の損害賠償を求め、14日に東京地裁へ提訴する。障害があっても将来収入を得る可能性があったと逸失利益を請求する。 松沢さんは知的障害があり、施設で生活。15年9月、施錠されていない扉から1人で外出し、約2カ月後に相模原市内の山中で死亡しているのが見つかった。 両親の代理人によると、施設側は賠償交渉で慰謝料として2千万円を提示したが、逸失利益は認めなかった。
手のひらに光を照射するだけで野菜と果物の摂取量がわかる。採血のように体を傷つけることもない JITALIA17/ISTOCKPHOTO <レーザーでスキャンするだけで野菜と果物の摂取量が簡単に分かる新技術が登場。ヘルシーな食習慣づくりの強い味方に> あなたは1日に必要な量の果物と野菜を食べているだろうか。答えはたぶん、ノーだ。 米農務省によれば、健康な成人は毎日5サービング(果物の場合、重量約100グラムで1サービング)の野菜と果物を摂取する必要がある。だが実際には、アメリカ人の約3人に2人がこの基準を満たしていない。 でも大丈夫。健康な食習慣を身に付けるための頼もしい助っ人が現れた。エール大学公衆衛生大学院とユタ大学の共同研究によれば、レーザーセンサーで手のひらをさっとスキャンするだけで野菜や果物の量が足りているかチェックできるという。 研究チームは果物や野菜に多く含まれるカロテノイド(
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