自動ブレーキや車線の維持など自動運転の機能がついた車の普及が進んでいることから、国土交通省は、自動運転のシステムを新たに車検の検査対象に加える方針を固め、検査方法について検討を始めました。 しかし、自動運転を制御する装置の検査は、現在の車検では行われていないことから、国土交通省は、新たに検査対象に加える方針を固めました。 4日、東京都内で検査の在り方を議論する有識者の検討会が初めて開かれ、車間距離を測るカメラの不具合で自動運転の装置が誤作動を起こすなど、普及に伴ってトラブルも起きていることが報告されました。 また、自動運転の機能がついた車には、通常、不具合をみずから検知する故障診断装置が搭載されており、この装置の情報を読み取って確認することが検査で有効であることが紹介されました。 検討会では、今年度中をめどに、自動運転システムに対応した新たな車検の方法を取りまとめたいとしています。
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