2023年4月1日 ケイトリン・ジョンストン この記事の音読(ティム・フォーリーによる)を聞く。 ❖ オーストラリアがアメリカの軍と諜報機関の手先に過ぎないという実に多数の兆候の一つはオーストラリア国民ジュリアン・アサンジをアメリカ帝国による政治迫害から守るために介入するのをオーストラリア政府が首尾一貫して拒否している様子だ。 「ジュリアン・アサンジ事件における画期的進展の期待を鈍らせるペニー・ウォンの動き」という題の新しい記事で「ガーディアン」はオーストラリア外務大臣が「我々は政府間でできる限りのことをしているが、外交が達成できることには限界がある」と言ったと引用している。二週間前アメリカ大統領とイギリス首相に会った際、アンソニー・アルバニージ首相が世界で最も有名な報道の自由の事件に関し彼らと議論したかどうか尋ねられてウォンはこう言ったのだ。 ウォンは首相がアメリカとイギリスのトップにこ