米国のトランプ前大統領が15日(日本時間16日)、2024年の米大統領選に立候補することを表明したが、厳しい再挑戦となりそうだ。“重大発表”とした会見には世界中の報道陣のほか、トランプ氏の熱狂的支持者たちも多数集結。出馬表明の瞬間は大歓声と拍手に包まれたものの、所属する共和党内では中間選挙の責任論を問う声に加えて、“ミニトランプ”ことデサンティス氏が台頭。娘も父離れしてしまった。 多くの報道陣と支持者を前に「Make America Great Again!!」と得意のフレーズを言い放ったトランプ氏は、「米国の栄光を再び取り戻すため、今夜ここで大統領選挙への立候補を表明します」と宣言した。 8日に行われた中間選挙では、トランプ氏が影響力を持つ共和党の“赤い波”が起きると言われたが、推薦した候補者たちは激戦州で次々に落選。メディアからは影響力低下を指摘され、共和党内でも責任を問う声が出るなか