ノーベル物理学賞受賞が決まった赤崎勇さんが開発した青色LEDは、名古屋大学に14億円を超える特許収入をもたらしました。 赤崎勇さんは、名古屋大学の助手などをへて、昭和56年から平成4年まで名古屋大学工学部の教授を務めました。 名古屋大学によりますと、赤崎さんは昭和60年以降、青色LEDの材料となる窒化ガリウムを結晶化させる技術など合わせて70本の特許を取得しました。 これによって名古屋大学にもたらされた特許収入は、これまでに14億3000万円に上るということです。 名古屋大学は赤崎さんの業績を称えて、特許収入を平成18年に完成した「赤崎記念研究館」の建設費などとして利用し、研究者の拠点として活用しています。
名古屋大は8日、ノーベル物理学賞に決まった特別教授、赤崎勇さんの執務室を報道陣に公開した。名古屋大によると、執務室が入る「赤崎記念研究館」(名古屋市千種区)は、赤崎さんの青色発光ダイオード(LED)関連の特許料収入のうち名古屋大に入った約14億円を元に建設された。 執務室は最上階6階の角部屋。赤崎さんは月に1、2回、大学や企業関係者との会合に使っている。 部屋の壁にはこれまでに受けた表彰状や記念写真が飾られ、着席すると窓から構内にある豊田講堂のLEDを使った時計台が見える。研究館の設計時、職員らが「先生の発明をいつでも見られるように」と計らった。 名古屋大によると、赤崎さんは昭和34~39年と、56~平成4年に教授などとして在籍。その間、LED関連の六つの基幹特許と関連する50の特許を取得した。19年に主な特許の期限が切れるまで約50億円の特許料を生み出し、名古屋大には19年以降分も含め、
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