先日、ブルアカのTVアニメが無事放送完了した。ゲーム版で相当ハマっていたから、私も放送当初かなり期待していた。最初はワクワクしましたが、途中から半ば義務感で追っているだけになって、最終的に振り返って見るとやはりつまらないのか正直の感想である。 今回のTVアニメ化は、ゲーム版の対策委員会編をただなぞっているだけで、アニメ版ならではのものがないという批判は放送当初から散見する。たしかに、物語の大筋は概ね忠実で、ゲーム版のシーンもそのままアニメのカットになることも多く、全体的に原作通りだと感じる。基本的に原作に忠実なアニメ版だが、しかし、私はやはりなにか大きな欠落を感じていて、その欠落がもたらす違和感をここで言語化してみようと思う。 外部性としてのオタクカルチャーブルアカはエロゲーなどを始めとする日本のゼロ年代文芸の精神を受け継いているという話は、オタクたちの中でかなり共通認識としてあるが、私が
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