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ブックマーク / www.koma.econ.meisei-u.ac.jp (1)

  • イギリス大西洋奴隷貿易擁護論

    イギリス大西洋奴隷貿易擁護論 英文題名:Pro−slavery for the English Atlantic Slave Trade 児島秀樹(Kojima Hideki) 明星大学『経済学研究紀要』第35巻第2号(2004年3月)、pp.33−44、掲載論文 1 はじめに 1807年の奴隷貿易廃止に関連して、奴隷貿易の擁護と廃止の双方から、さまざまな議論が提出された。廃止反対論、すなわち奴隷貿易擁護論の中で、もっとも強力なものは、奴隷貿易・奴隷制度が廃止されると、英国の商業、海運、製造業は大きな損失を受け、地租は高くなり、海軍力は衰微し、敵国フランスは利益を得る、といった経済的・政治的論点であろう。1)国策を決定する際の視点として、政治・経済の重みが増すにしたがって、道徳・宗教への関心は薄れていった。英国の産業革命時代、そして、奴隷貿易が廃止された時代は、ちょうどその過渡期であったと

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