2010年11月24日のブックマーク (4件)

  • 長崎県のダウンサイジングを担うOSSのCOBOL

    長崎県庁が、職員、会計、予算、税務など汎用機上の基幹系システムをLinuxサーバー上に移すダウンサイジングプロジェクトを進めている。利用しているのはOpenCOBOL。日で生まれ、現在では国際的なコミュニティのもとで開発されている、オープンソースのCOBOLコンパイラだ。 日医の診療報酬システムで生まれたOpenCOBOL 筆者がOpenCOBOLを知ったのは約10年前。診療報酬計算システム「日医標準レセプトソフト」の開発が始まったころだ。日医標準レセプトソフトは日医師会によりORCAプロジェクトとして開発が進められ(関連記事)、2002年にオープンソースソフトウエア(OSS)として公開された。導入医療機関の数は、全国の病院と診療所の約10%、1万件に達している(関連記事)。OpenCOBOLは、日医標準レセプトソフトのために開発されたCOBOLコンパイラだ。 日医標準レセプトソフトは

    長崎県のダウンサイジングを担うOSSのCOBOL
    paz3
    paz3 2010/11/24
    汎用機+COBOLをLinux+OpenCOBOLに置き換える話。ロックインされない、構築したベンダーがなくなっても大丈夫などオープンソースの利点が説明されている。地元ソフトハウスに分離発注するなど、手法が先進的だと思う。
  • “要求”とは何か

    「必要である、当然であるとして強く求めること」(広辞苑 第六版) 「ほしい、必要だ、または当然の権利だとして、その実現を相手に求めること」(新明解国語辞典 第四版) 「1 必要または当然なこととして相手に強く求めること。 2 必要とすること」(goo国語辞書/デジタル大辞泉) 「要求」という言葉を辞書で引くと、こんなふうに説明されている。しかし、この説明にしたがって、システム開発の“要求”定義を行うと、とんでもないことになる。運用テストに至ったところで「こんな機能は使えない」と大幅な手戻りが発生するか、運良くリリースにこぎ着けても使われないまま放置されたり、使われはしてもビジネスの成果につながらなかったりする可能性が高い。 そもそも要求とは、もやもやしたとらえがたいものであり、それを正確にシステムに反映する作業は、ベテランのSEでも容易ではない。その容易ではない作業に光が当たり始めたのは、

    “要求”とは何か
  • 梅田望夫×まつもとゆきひろ対談 第2弾「ネットのエネルギーと個の幸福」(前編):ITpro

    梅田望夫 ミューズ・アソシエイツ社長 パシフィカファンド共同代表,はてな取締役 著書に『ウェブ進化論』(ちくま新書)など Blog「My Life Between Silicon Valley and Japan」 まつもとゆきひろ ネットワーク応用通信研究所 フェロー 楽天 楽天技術研究所フェロー Rubyアソシエーション理事長。Rubyの作者 Blog「Matzにっき」 「ウェブ時代5つの定理 この言葉が未来を切り開く!」,「私塾のすすめ ─ここから創造が生まれる」(齋藤孝氏との共著)などの著者である梅田望夫氏と,Rubyの作者まつもとゆきひろ氏。2007年末に行われた対談のあとにあがった「話し足りない」との声から,2回目の対談が実現した。ネットのエネルギーをポジティブに向ける方法,オープンソースの強靱さ,個人が幸福になるためには――ウェブの未来をひらく2人が語り明かす。 ---前回の

    梅田望夫×まつもとゆきひろ対談 第2弾「ネットのエネルギーと個の幸福」(前編):ITpro
  • 距離感喪失問題の傾向と対策

    かなり前から気になっている問題を書く。それについて何度か書いたことがあるが、いずれも分かりやすく書けずに終わっていた。 問題とは「距離感の喪失」である。距離感を「立体感」あるいは「分離感」と言い換えてもよい。ある物があった時に、その物と自分との距離をうまくつかめない。二つの事柄があった時、それぞれの違いや位置関係を認識できない。渾然一体となっている事象の構造を把握できず、自分に関係ある点と関係ない点を分けられない。 のっけから硬い話になったが、距離感の喪失とは次の状態を指す。 技術、手法、製品、考え、規則、姿勢、何でもよいが、それを「白(しろ)」とする。「白」に初めて触れ、「白」を理解した時、「これこそ私が望んでいたものだ」と感激し、「白」が好きになる。率先して「白」に取り組み、実践する。成果が出て、ますます「白」への思いを強くし、研鑽(けんさん)を積む。他人に「何々をするなら白です」と勧

    距離感喪失問題の傾向と対策