電子書籍の話をすると、「こうだからイヤだ、不安だ」というおきまりのフレーズがある。ここでは、その代表的な7つの不安を取りあげて、本当にそうなのかどうかを検証してみよう。 【1】目が疲れるでしょ!? こう言ってる人は、Einkで読んだことがない人だろう。 Einkは、Kindleなどの電子書籍リーダーで使われている表示画面技術。 「マイクロカプセル型電気泳動方式」って言うらしい。 磁石のペンで砂鉄をくっつけて絵を描くボードのオモチャ、あれの凄いヤツを想像してほしい。 白と黒の粒子を、電圧をかけて移動させて表示する技術だ。 だから、液晶のように後から光を放ってくるわけじゃない。 紙と同じように、外部の光を反射して表示しているのだ。 実際に、Einkのディスプレイで読んでもらうとわかるが、目は疲れない(というか、紙の本を読むぐらいにしか疲れない)。 【2】長いのは読めないでしょ!? 上で説明した