CodeZine編集部では、現場で活躍するデベロッパーをスターにするためのカンファレンス「Developers Summit」や、エンジニアの生きざまをブーストするためのイベント「Developers Boost」など、さまざまなカンファレンスを企画・運営しています。
はじめに Amazon Redshiftは、Amazon Web Services(AWS)が提供するデータウェアハウス(DWH)サービスで、2013年2月に正式リリースされ、同6月4日には東京リージョンでも利用可能になりました。既存のDWHと比較しても安価で、PostgreSQLベースで容易に高速なデータ分析が可能であることなどが知られており、注目も高まっています。 ところが、日本国内では「使ってみた」という情報は非常に少ないです。幸運にも筆者は、限定プレビューの段階からRedshiftに触れる機会に恵まれました。そこで、今回は「こんな使い方をしてみました」「こんなところでつまずいた」といったことを中心に紹介したいと思います。 なお、本記事は限定プレビュー~サービス開始当初の米国東部リージョンでの使用結果を元に執筆しており、当時のAPIバージョンは2012-12-01です。東京リージョン
はじめに 本連載では、PHPでPDFを作成するエクステンションであるHaruについて紹介しています。今回は画像の表示方法、帳票出力時に設定が好ましいプロパティとセキュリティ設定の方法、そして前回紹介した方法も含めて、簡単な帳票出力を通してより実践的な使い方を紹介します。 対象読者 PHPの基本構文を理解している方で、帳票印刷やPDFファイルに興味がある方を対象としています。 必要な環境 この記事では、以下のライブラリを使用しています。 libharu 2.1 haru 1.0.4 また、PHP 5.4を使用し、Linuxで動作の確認を行っております。各項目のインストール方法は、前回を参照してください。 画像を表示する 画像を読み出すメソッドは、以下の3つのメソッドを使ってHaruImageオブジェクトを作成します。従って、それ以外のフォーマットの場合には、一度これらのフォーマットにGDライ
TizenをはじめとするWebベースのスマートフォンOSの登場で、スマートフォンアプリ開発のあり方が今後大きく変わっていくかもしれません。Tizenは、今冬に日本でも端末の発売が予定されています。本連載では、HTML5関連技術を使ってTizen向けのスマートフォンアプリを開発するための手法を、豊富なAPIの紹介とサンプルアプリの制作を通じて先取りしていきたいと思います。 はじめに 第1回目の本稿は「Tizenの説明」と、開発するための準備として「開発環境のインストール」および「アプリ実行」について解説します。 対象読者 jQueryやjQuery Mobileなどを利用したスマホサイトの開発経験があり、スマホアプリの開発にも興味がある方を主な対象としています。また、AndroidやiOS向けのアプリ開発経験者の方にも興味を持っていただければと思っています。 「WebベースOS」Tizen
3Dモデルを作りたくなったことはありませんか? 筆者は最近、3Dモデルを作りたくなるシーンが増えてきたと感じています。 例えばPCやスマートデバイス向けのゲームを作る場合、UnityやOpenGL ESを用いれば簡単に3Dゲームを作ることができます。モダンブラウザで実装されているWebGLを利用すれば、Webブラウザ上で動作する3Dゲームを作ることも可能でしょう。ほかにも、KDDIが提供するSATCHやmetaioが提供するJunaioなど、AR(Augmented Reality拡張現実)プラットフォームサービスも一般的になり、3Dモデルを利用するアプリが簡単に作れるようになってきました。 TISでも、JunaioのARエンジンを単独利用して3DモデルをiPad上にAR表示する検証をしています。詳細は下記のページを参照してください。 3Dスキャンした物体をmetaio SDKでiPad上
はじめに 第1回目の本稿は、Web APIの説明と、開発を行うための準備として、開発環境のインストールについて解説します。 対象読者 Androidアプリケーションの開発を始めたい方で、JavaとEclipseの基本的な知識がある方を対象とします。 Web APIとは 本連載であつかう「Web API」とはどういうものかを、まず始めに説明しましょう。 Web APIとは、ひとことで言えば、インターネット(Web)を経由して、何らかの処理を行うための、手段や決めごと(API)のことです。APIとは、Application Program Interfaceの略で、直訳すると、あるプログラムを、他のアプリケーションから利用するためのインターフェース、という意味になります。 一般的なプログラムでは、関数やサブルーチンと呼ばれるひとかたまりの処理を作成し、それをプログラム内のほかの場所から呼び出す
はじめに PHPでPDFを作成する場合にはPDFLibやmPDF、FDPDFなどさまざまな選択肢がありますが、ライセンス、パフォーマンスなどの点で問題がある場合に、Haruの利用を検討してみてはいかがでしょうか。 HaruはZLibやPNGと同様に、非常に緩いライセンス形態を取っているため、サービスの種類を問わず組み込みやすい点に特徴があります。 また、PHPのネイティブエクステンションとして提供されているため、PHPのライブラリとしてパフォーマンスが出ない場合にも利点があります。 とはいえ、サイト上にもあまり情報がなく、日本語の利用に関して不安があるかもしれません。しかし最初にいくつか挙げたライブラリは、元々は海外発信のライブラリでした。対して、HaruはlibharuというCのライブラリのエクステンションであり、libharuは日本が発信元となっていますので、日本語に関しても安心して利
はじめに こんにちは、クラスメソッド株式会社でWebを担当している野中です。前回はWebサイトの高速化を行うにあたり知っておきたい「HTTPの仕組み」について紹介しました。 HTTPの仕組みについて何となく理解できたでしょうか? この連載で紹介していく高速化テクニックの解説を理解するために必要ですので、都合の良い時に読んでおいてください。 「いつ読むか? 今でしょ!」なんてね(笑) もう古いですね。 対象者 この記事では、特にWebデザイナーを対象としています。 フロントエンドエンジニアの方はWebデザイナーから受け取ったPSD(Adobe Photoshop Data)ファイルや、AI(Adobe Illustrator Data)ファイルから画像を書き出すこともあると思うので、その際の参考にしてください。 Webデザイナー フロントエンドエンジニア Webディレクター Web担当者 ビ
はじめに SQLのクラスを教えるとき、最大の課題の一つが、生徒たちがそれまでに手続き型言語から身に付けたことを、一度「頭から追い出す(unlearn)」ことだ。私がそのとき採る一つの方法は、処理を「レコード単位」ではなく、集合という観点から考えるよう強調することである。 ――――J.セルコ SQLの考え方を習得するときに最大の障壁となるのが、私たちの多くが慣れ親しんだ手続き型言語の考え方(ソート、ループ、分岐、代入、等々)です。SQLの本質を理解するには、私たちの心に強固に貼り付いてしまった思考パターンを、一度ベリベリと引き剥がし、更地に戻してやる必要があります。それが、セルコが「unlearn」という言葉に込めたニュアンスです。セルコ自身、Fortranからプログラマとしてのキャリアを開始し、C、Algol、Pascalと手続き型言語を渡り歩いた後にSQLを身に付けた人物だけに、言葉に実
はじめに アジャイルプロセスを組込みソフトウェア開発に適用するには、どうすれば良いのか。よく議論されるテーマです。 アジャイルプロセスは2000年ごろから日本に入ってきましたが、当時はWebシステム開発分野での適用事例ばかりで、組込みソフトウェア開発の事例はほとんどありませんでした。オブジェクト指向の文化が中心にあるアジャイル開発は、組込みソフトウェア開発の現場とはかなりかけ離れていたので、適用も難しいと思われていたのでしょう。また、適用事例があっても、あまり世の中に出てこなかったため、使えないと思い込んでいる人が多いのではないでしょうか。 しかし現在では、当時と比べてアジャイルプロセスという言葉はかなり浸透してきていると思います。そろそろ「良いものを手早く作る方法」を考えてみませんか。このコーナーでは、組込みソフトウェア開発の現場でアジャイルプロセスを適用するときのハードルが少しでも低く
本連載では、このTech-Sketchから「コレは!」というテーマをピックアップし、加筆修正して皆様にお届けいたします。 リアルタイムWebとSocket.IO 栄えある連載第1回は、リアルタイムWebとSocket.IOについてお届けいたします。Tech-Sketchに掲載した元ネタはこちらです。 JavaScriptとDynamic HTMLによる「動的に表示内容が更新されるWebサイト」は、JavaScript内から非同期にサーバへ接続しデータを取得する技術、いわゆるAjaxが利用できるようになったことを皮切りに、爆発的に広がりました。Google Mapsなどがその代表例です。 このGoogle Mapsは、表示する場所や縮尺を変更するといった「利用者の操作」を契機として新しいデータをサーバへ取りに行く仕組みになっています。そのためサーバ側でデータが変更されたとしても、次にデータを
はじめに こんにちは、クラスメソッド株式会社でWebを担当している野中です。これから身につけるWebサイト高速化テクニック第2回目です。 第1回の「Webサイト高速化対策の現状」は読んでいただけましたか?「Webサイト高速化対策の現状」では高速化対策がなぜ必要なのかを紹介しているので、この回を読む前にぜひ読んでおいてください。 今回は、Webサイトの高速化に大きく関係するHTTPについて復習したいと思います。高速化対策と言ってもWebサイトが遅延する原因はさまざまです。 読み込むファイル数が多いことやサーバー側の処理に時間がかかっている、またはエンドユーザーが利用しているネットワークが原因かもしれません。 ところが原因を探っていくと、Webサイトが遅くなってしまう要因の多くにHTTPが関係しています。 実際の高速化手法も大事ですが、事前知識としてHTTPについて知っておきましょう。 対象読
はじめに 近年、Webアプリケーション開発で用いるプログラミング言語として、Lightweight Language(以降LL)と呼ばれるスクリプト言語が人気を博しています。本稿では、そのスクリプト言語の中からPythonとWebアプリケーションフレームワークのDjango(ジャンゴと読む)を紹介します。 Pythonの大きな特徴として、「言語仕様が小さくシンプルであり、簡潔で読みやすいアプリケーションを作れる」という点が挙げられます。DjangoはPythonの簡潔さをうまく活かし、シンプルかつ本格的な開発ができるWebアプリケーションフレームワークです。本稿ではこのDjangoによるアプリケーション開発の基本をチュートリアル形式で説明します。 対象読者 PythonによるWebアプリケーション開発に興味がある方 日頃、Perl、Ruby、PHP、Java、C#などPython以外のプロ
はじめに はじめまして、こんにちは。クラスメソッド株式会社でWebを担当している野中です。 この度、「これから身につけるWebサイト高速化テクニック」と題して記事を連載させていただくこととなりました。 本連載ではWeb担当者やWebデザイナー、コーダーの方々に向けて高速化に関する手法や技術について調べ、身につけたテクニックを細かな解説を加えて紹介していきます。中には少し難しいテクニックも含まれますが、できる限り分かりやすく、すぐに実践できるよう紹介していきたいと思います。とても長い連載ですが、よろしくお願いいたします。 なお、本連載はクラスメソッド開発ブログで連載されている「身につけておきたいWebサイト高速化テクニック」の増補改訂版です。 本連載の流れ 本連載はできるだけ多くの方に興味を持っていただけるように、最初に高速化対策の全体像と必要な知識を紹介します。その後、具体的な高速化対策と
はじめに 今回は、簡単にスマートフォン向けサイトを作成するために活用できるjQuery Mobileを紹介します。jQuery MobileはjQueryと同時に読み込んで使用するもので、スマートフォン向けサイトでよく使われるスライダースイッチなどのフォームを簡単に呼び出すなど、スマートフォン向けUIサイトが簡単に作成できます。今回はjQuery Mobileとは何かを解説し、ごく簡単なスマートフォン向けサイトを作成してみます。 対象読者 jQuery mobile、スマートフォンに興味があり、使ってみたい方 必要な環境と準備 今回使用したjQuery Mobile1.2.0がサポートしているjQueryのバージョンは1.7.x、1.8.xで、1.6.x以前のバージョンと1.9.xはサポート外となっています。このため、今回のサンプルスクリプトで使用しているjQueryのバージョンは1.8.
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