自力で歩き方を「学ぶ」二足歩行ロボット 2005年2月23日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年02月23日 ワシントン発――人間と機械の間の距離は縮まる一方だ。このほど、まるで歩きはじめたころの幼児のように歩き方を「学ぶ」機能を備えたロボットが登場した。一歩進むたびに、バランスの取り方を改善し、歩き方を向上させるというものだ。 この二足歩行ロボットの外見は、人間というより、まるで動く『エレクターセット』[工事現場の鉄骨やクレーンを模した組立て玩具]のようだが、その足取りは確かに人間の歩き方を思わせる。足の裏は湾曲していて、動力が伝えられる関節部を使って脚を前へと繰り出す。また、バランスを取るために、一歩踏み出すごとに腕も振る。 米国科学振興協会(AAAS)の全国大会で17日(米国時間)、学習機能を備えた二足歩行ロボットが1体と、先進性ではやや劣るが同じ歩行システムを