Apache Antは、 オープンソースで開発されているビルドツールです。 身もふたもない言い方をすれば「makeのJava版」ということになりますが、 純粋Javaで書かれているので、動作がプラットフォームに依存しない Makefileの代わりに「build.xml」という、XML形式のビルドファイルを書く という特徴があります。 ●インストール バイナリ配布を入手して、展開します。 「apache-ant-1.5.3-bin」のような名前のディレクトリができるので、 これをUNIXの場合は/usr/localなどに、Windowsの場合は好きな場所に移動します。 antという名前に変えたり、シンボリックリンクを張ってもよいでしょう。 binサブディレクトリに、Windows用にはant.batというバッチファイルがあるので、これを使います。 実行時にant.b
今回は、Java Solutionフォーラムで行った「第7回読者調査:となりの会社はJakarta Projectを活用している?」で、Tomcatに次いで利用者が多かったビルドツールのAntを取り上げます。Antについては、基本編と応用編の2回に分けてご紹介します。基本編となる今回は、Antの概要と基本的な使い方について解説しましょう。 ビルドツールというと、makeを思い浮かべる方も多いと思いますが、AntのビルドファイルはXMLで記述するという特徴があり、Javaとの親和性も高くなっています。前述の読者調査によると、現在利用中の開発ツールとして「エディタ+JDK」が最も多かったのですが、まさにこの開発パターンでこそAntを使うのが王道ということができるでしょう。 Borland JBuilderなどのIDEを使っている方は、「IDEを使ってビルドすればAntなんて必要ないのではないか
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