無料で「Linuxの基礎」を約60時間学べるLinux Foundationの日本語オンライン講座 その内容とは?:修了後に履歴書にも載せれるデジタルバッジ Linux Foundation Japanは、無料オンラインコース「Linux入門」の提供を開始した。約60時間のオンラインコースで、コースを修了した人には履歴書やプロフィールに追加できるデジタルバッジが送られるという。
Gartnerは2024年10月3日(米国時間)、生成AI(人工知能)に関する予測を発表した。これによると、2027年までに生成AIによってソフトウェアエンジニアリングやオペレーションに新しい役割が生まれ、エンジニアリング部門の従業員の80%がスキルアップを強いられるという。 Gartnerのシニアプリンシパルアナリスト、フィリップ・ウォルシュ氏は次のように述べている。「AIによって人間のエンジニアの需要が減ったり、完全に取って代わったりする可能性がある、という大胆な主張に基づく臆測が広まっている。しかし、AIはソフトウェアエンジニアの将来の役割を変革することはあっても、複雑で革新的なソフトウェアを提供する上で、人間の専門知識と創造性が常に不可欠だ」 それを踏まえ、Gartnerのアナリストは、AIがソフトウェアエンジニアの役割に3つの影響を与えると予測し、下記のように述べている。 AIが
ネットワークエンジニアなら「回線の実体=レイヤーゼロ」を知っておこう:羽ばたけ!ネットワークエンジニア(11)(1/2 ページ) 日々、2000拠点を超えるネットワークの運用を手掛けていると、OSIの7階層モデルにないレイヤーゼロの話、つまり「回線」をいかに引くかという点をないがしろにできないことが分かる。今回はネットワークエンジニアが意外と知らないレイヤーゼロの基本について述べたい。 企業ネットワークの提案書や設計書にある「ネットワーク構成図」では、回線を1本の直線で表現することが多い。拠点を表す四角い枠に直線を1本引き、そこにルーターを接続する。もうすこし詳細な図では回線終端装置を表す箱をルーターの前に書く。日々、図を描くネットワークエンジニアは、線を1本引けば回線が引けたような気分になるかもしれない。 しかし、回線を現実に開通させるのはそれほど簡単ではない。はっきり言ってとても面倒で
パケットフィルターでトレーシング? Linuxで活用が進む「Berkeley Packet Filter(BPF)」とは何か:Berkeley Packet Filter(BPF)入門(1)(1/3 ページ) Linuxにおける利用が急速に増えている「Berkeley Packet Filter(BPF)」について、基礎から応用まで幅広く紹介する連載。初回は、BPFの歴史や概要について。 Berkeley Packet Filter(BPF)とは 読者の皆さんは「Berkeley Packet Filter(BPF)」というものをご存じでしょうか? Berkeley Packet Filter(BPF)は、独自の命令セットを持つ仮想マシンの一つ。ざっくりと言ってしまえばBPFはユーザーランドからのコードをカーネル内で安全に実行するための枠組みです。 「Packet Filter」という名称
連載「Visual Studio Codeで始めるPythonプログラミング」 前回は、データベースに保存されたデータをWeb APIを介してクライアントに返送する方法を幾つか示した。今回は、Flaskアプリの構成方法について見ていこう(タイトルとは裏腹にVisual Studio Codeの話題はほとんど出てこない)。 Flaskアプリの構成方法 Webアプリに限らず、アプリには構成(configuration)が必要になる。開発環境でデバッグ実行をしているのか、プロダクション環境で実行をしているのかなど、その実行環境によって、アプリの振る舞いを変更する必要があるからだ。 Flaskアプリでは、幾つかの方法でその構成を行える。一番簡単なのは、本連載で既に見てきたものだ。以下に例を示す(「VS CodeとFlask-SQLAlchemyでデータベース操作 」の「最小限のアプリ」より)。 f
GoogleのTPUって結局どんなもの? 日本法人が分かりやすく説明:CPU、GPUとの違いとは? 機械学習に特化したGoogleの自社開発プロセッサ、「TPU(Tensor Processing Unit)」。Google自身は「Google Search」「Google Translate」「Google Photos」といったサービスで活用している。日本法人がこれについて分かりやすく説明した。 機械学習に特化したGoogleの自社開発プロセッサ、「TPU(Tensor Processing Unit)」。2018年7月6日、日本法人がこれについて分かりやすく説明した。 TPUは、ディープラーニングを高速化するため、Googleが開発したプロセッサ。Google自身は「Google Search」「Google Translate」「Google Photos」といったサービスで活用し
連載「Visual Studio Codeで始めるPythonプログラミング」 前回はVisual Studio Code(以下、VS Code)でPythonコードを記述する上での基本を見た。今回はVS Code+Python拡張機能がサポートしているデバッグ機能について見ていこう。 フィボナッチ数 ここではフィボナッチ数を計算する関数を定義して、それをデバッグしていくことにしよう。なお、本稿ではフィボナッチ数を以下のようなものとする。 例えば、「F2=F1+F0=1+0=1」「F3=F2+F1=(F1+F0)+F1=1+0+1=2」となる(Webページを検索しているとF0=1とする記述も多くあるが、ここではF0=0としている)。このようにして得られる数列を「フィボナッチ数列」と呼ぶ。最初の数個を列挙すると「0, 1, 1, 2, 3, 5, 8, 13, 21, ……」のようになる。
アイデミー、無料AIプログラミング学習サービス「Aidemy」をリリース:深層学習や自然言語処理、数値予測などを学習可能 アイデミーは、オンラインでAIプログラミングが学習できるサービス「Aidemy」を公開した。Python入門の他、深層学習や自然言語処理、数値予測など全11講座を無料で利用できる。 アイデミーは2017年12月20日、技術者向けのAI(人工知能)プログラミングを無料で学べるサービス「Aidemy」を公開した。Webブラウザで利用するオンライン講座なので、利用者は手元のPCにプログラミング環境を構築せずに学べる。 Aidemyは、深層学習や自然言語処理、数値予測など全11講座を無料で提供。AIプログラミングに広く利用されているPython言語や、NumPy、Pandas、scikit-learn、TensorFlowといったPython向けのライブラリについても学べる。理
今回は取りあえず、VS Codeが組み込みでサポートしているJavaScriptコードのデバッグ機能を利用しながら、VS Codeのデバッグの基本を見ていこう。 [デバッグ]ビュー VS Codeでデバッグを行うにはウィンドウ左端のアクティビティーバーで[デバッグ]アイコンをクリックする。すると、サイドバーにデバッグに関連する情報が表示されるようになる(これを[デバッグ]ビューと呼ぶ)。ここからデバッグの構成、デバッグの開始などが行える。また、デバッグ中は変数の値や関数の呼び出し階層(コールスタック)を表示したり、ブレークポイントの有効化/無効化を切り替えたりできる。 (1)の[デバッグ]アイコンをクリックすると、(2)の[デバッグ]ビューが表示される。(3)の[デバッグの開始]ボタンをクリックすると、(4)に示された構成でデバッグが開始される(上の画像はデバッグ用の構成が行われていない状
前回までは、Visual Studio Code(以下、VS Code)のIDEの全般的な設定方法や、ワークベンチやエディタの配色、構文ハイライトのカスタマイズについて見てきた。今回はVS CodeでPythonプログラミングを行う上で必須となるPython拡張機能と、その使い方と設定項目などについて取り上げる。 なお、ここではWindows版のVS Code 1.22.2と、Python.orgからインストールしたPython 3.6.5で動作を確認している(macOS版のVS Codeでも一応の確認はした)。 Python拡張機能 VS CodeでPythonを使ってコードを書こうという場合、Microsoft自身が提供しているPython拡張機能をインストールするのがお勧めだ。この拡張機能をインストールせずに、Pythonファイルを作成すると、VS Codeのウィンドウ右下にPyth
英国のIT専門媒体、「The Register」とも提携し、エンタープライズITのグローバルトレンドを先取りしている「The Next Platform」から、@IT編集部が独自の視点で“読むべき記事”をピックアップ。プラットフォーム3へのシフトが急速に進む今、IT担当者は何を見据え、何を考えるべきか、バリエーション豊かな記事を通じて、目指すべきゴールを考えるための指標を提供していきます。 1980年代から、私は機械学習の最前線に立ってきた。当時は米国ロスアラモス国立研究所で理論部門のスタッフ研究者として、機械学習の基礎研究を行っていた(後年になってこうした研究をさまざまな分野に応用した。機械学習に基づく創薬企業を共同で創業したこともある)。幸運にも、私は機械学習分野の誕生に関わり、後にこの分野がブームを巻き起こしたものの、この技術とその実力に関する誤解から、結局、ブームがしぼんだのを目の
Visual Studio Code(以下、VS Code)ではさまざまな部分をユーザーが自由に設定できるようになっている。画面の配色テーマもそうだし、エディタの表示方法も細かく調整できる。今回はそのうち、IDEを中心にVS Codeの基本設定のカスタマイズについて見てみよう。ただし、個々の設定項目について話を進める前に、VS Codeの設定について簡単にまとめておこう。なお、本稿ではWindows/64bit版のVS Code 1.22で動作を確認している(他の環境では異なる部分があるかもしれない)。 VS Codeの設定、基本の「キ」 VS Codeの設定には「ユーザー設定」と「ワークスペース設定」の2つがある(加えて、キーバインドの設定もあるが、これについては本稿では取り上げない。また、配色テーマとアイコンテーマは設定ファイルに記述されるので、以降で取り上げる)。 ユーザー設定はその
本連載「こっそり始めるGit/GitHub超入門」では、バージョン管理システム「Git」とGitのホスティングサービスの1つ「GitHub」を使うために必要な知識を基礎から解説していきます。具体的な操作を交えながら解説していきますので、本連載を最後まで読み終える頃には、GitやGitHubの基本的な操作が身に付いた状態になっていると思います。 前回記事「たった3つで共存できる、Git/GitHubとSubversion(SVN)の連携、移行に関する基本操作」では、Subversionとの連携や移行について解説しました。 本連載の最終回となる今回のテーマは「Git/GitHubのワークフロー」です。幾つか存在するバージョン管理のワークフローのうち「git-flow」「GitHub Flow」の概要を解説します。 git-flow 「git-flow」はVincent Driessen氏の「A
無償の「Docker for Windows」で手軽にLinuxコンテナを利用する:Windows管理者のためのDocker入門(1/2 ページ) Windows OS向けのDocker for Windowsが正式にリリースされ、Windows環境でも簡単にDockerを導入できるようになった。Windows 10のHyper-VでDockerのコンテナを利用してみよう。 最近のITシステムでは、DockerのLinuxコンテナを使った軽量なアプリケーション実行環境の利用が進んでいる。本番環境だけでなく、運用や開発の現場でもコンテナ技術は広く使われている。だがDockerのコンテナはLinuxをベースにしているということもあり、Windows環境、特にクライアント環境ではまだまだ普及しているとは言いがたかった。 だが2016年7月末に「Docker for Windows」(および「Do
マネジメント層から見ると、「ITはなぜこんなに金が掛かり、面倒が多いのだろう」という印象になりがちです。こうした状況を打開する技術の1つとして、ITの世界ではいま「サーバ仮想化」が話題になっています。サーバ仮想化は、IT部門の人たちだけではなく、経営トップの方々にこそ考えていただきたい問題だともいえます。「そうはいっても、何がメリットなのか分からない」とお思いの方に、「5分で分かる! サーバ仮想化のメリット」をお届けします。 サーバ仮想化とは、単一のサーバをあたかも複数のサーバであるかのように使える技術のことです。サーバ仮想化では、単一のサーバ機の上で、アプリケーションだけでなく、コンピュータの基本ソフト(OS)の部分までを含めて複数に分割して動作させることができます。このOSからアプリケーションまでを含めた「仮想サーバ」は、単一のサーバ上で動いていてもお互いに悪影響を及ぼしません。ある仮
OSSのサーバ構築自動化ツール、4製品徹底検証 2016年版:実際に検証済み!OSS徹底比較(3)サーバ構築自動化【前編】(1/9 ページ) 今回は、サーバ構築・運用自動化ソフトの中でも特に利用者の多い、「Chef」「Ansible」「Puppet」「Itamae」の4製品をピックアップ。「各ソフトの実行環境の構築手順」「OSSのブログ/CMS基盤であるWordPressの構築」を通じて、その違いを探る。 増え続けるサーバと比例して増大する運用コスト パーソナルコンピュータに加えて、スマートフォンなどのモバイルデバイスの普及により、インターネットを経由したシステムの利用規模や利用時間の拡大が続いている。B2B、B2C分野でもシステムを利用することが当たり前になっており、ビジネスにおいてコンピュータは不可欠なものとなっている。 そのビジネスを支えるシステムで利用されるサーバの台数も、増加の一
書籍の中から有用な技術情報をピックアップして紹介する本シリーズ。今回は、秀和システム発行の書籍『たった2日でわかる Linuxサーバー Cent OS 7.0対応(2015年2月6日発行)』からの抜粋です。 ご注意:本稿は、著者及び出版社の許可を得て、そのまま転載したものです。このため用字用語の統一ルールなどは@ITのそれとは一致しません。あらかじめご了承ください。 Linuxサーバーを学び始める前の準備と予習 本格的に学習を始める前に、そもそもLinuxサーバーとは何なのかを確認しておくことにしましょう。また、サーバーにはどのような種類があるのか、代表的なサーバーをざっと見ておきましょう。 Linuxサーバーの基本 サーバーとは 現在では、コンピューターの利用は、ネットワークへの接続を前提としている場合が大半です。 ネットワークで繋がれたコンピューター同士は、対等の立場で処理をするものも
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