ひまわり5号が引退した、というニュースを聞いた。夏ごろの話になる。 ひまわりといえば、天気予報でよく見る雲画像を送ってきてくれる人工衛星だ。それが引退して、新たにひまわり6号が使われるようになるという。 なんのことはない。たんに人工衛星が世代交代するという技術的な話。 でもそのニュースをきいたとき、なぜだかぼくは、くらい宇宙のなかを一人ぼっちで死んでいくひまわり5号の姿を想像して、少しさみしくなってしまった。 引退したひまわり5号はこれからどうなるんだろう。 よく聞くように、大気圏に落ちこんで燃えてしまうんだろうか? だとしたら、せめてその前に一目その姿をみたい。そして今までありがとうと言いたい。 ※2005年11月に掲載された記事を、AIにより画像を拡大して加筆修正のうえ再掲載しました。 そもそも人工衛星を見られるのか とはいえ、人工衛星なんてどうやって見たらいいんだろう。双眼鏡で見える