経済産業省とNPO法人映像産業振興機構(VIPO)が主催し、2010年10月から実施されている“コ・フェスタPAO”。10人のトップクリエイターらがプロジェクト・デザイナーとなり、“映像”と関連付けた次世代の新しいクリエイター発掘・育成のための企画や提案をトークショー、ワークショップ、展示などの形式で披露するこのプロジェクトに、2011年1月19日、任天堂の宮本茂氏が登壇した。“宮本茂PAO”と題された今回は、京都を拠点に活動する劇団“ヨーロッパ企画”の代表である上田誠氏と、同じくヨーロッパ企画に所属する俳優の角田貴志氏も参加。“ものを作らなソンやと思わへん?”というテーマでトークショーを行った。 最初にひとりで登壇した宮本氏は、まず今回のテーマにもある“物を作る”という行為について「物を作るのは誰にとっても楽しいこと」と説明。これはゲームについても同じことが言えて、おもしろいゲームは「遊