画像説明, 路上生活者の死亡問題をデータとして示す初めての試みとして、英国全体での1年あたりのホームレス死亡者数が調査された
画像説明, 路上生活者の死亡問題をデータとして示す初めての試みとして、英国全体での1年あたりのホームレス死亡者数が調査された
なにやら近年、「萌え絵」をポルノだと認識してるおかしな弁護士だの社会学者だの大学教授だのが跳梁跋扈している。司法試験に受かったり学者になるだけの知力がありながら、たかだかこの40〜50年程度のオタク文化について調べもしないという態度は褒められたものではない。とはいえまとまった書籍があるかというと、特に「萌え」に関してはちょっと思い当たらないので、夜中にツイートしたものを下地にちょっと書き残しておく。 クィアとしてのオタク そもそもオタクというのはある種のクィアであった。クィアというのはセクシャルマイノリティに代表される、標準的な異性愛規範から外れた人たちのことである。「少年漫画を読む女と少女漫画を読む男」たち、それがオタクであった。彼らは中高生や大学生、あるいは社会人となっても、子供向けの漫画を読み、アニメを見続けていた。それも男性は女児向けの、女性は男児向けの作品に夢中になっていた。当時
ブロッキング議論は、憲法問題にまで発展し、宍戸常寿先生や森亮二先生といったきちんとした人まで巻き込んで大論争になりましたが、実のところ、突き詰めれば「出版社は(差し止められるだけの)権利を持っていない」けど「海賊版サイトを差し止めたい」という実務問題です。 クラウドフレア社が「削除請求に応じない」「仮処分が出ても守らない(であろう)」と川上量生さんが言っていたのは、単にアメリカでの請求において本当の権利者は漫画家であり、出版社ではないという実務上の問題に過ぎません。 事実、今回山口貴士弁護士がカリフォルニア州で行った裁判においては、中川譲さんがきちんと連携を取り、権利者が現地弁護士事務所を起用して証拠開示手続きを行って、きちんと下手人の開示にまで漕ぎ着けています。山口先生の手配が適切で、実務面でもきちんと処理を行えば、クラウドフレア社は開示する 海賊版サイト「漫画村」の運営者を特定か 法的
ブログの方では毎度お久しぶりのあでのいです。 さてここ数日、今をときめく大人気バーチャルyoutuberのキズナアイさんがNHKのノーベル賞解説番組特設サイトにて出演なさった事に対し、とある社会学者教授さんが盛大に噛みつき、それが火種となってネットの片隅を揺るがす大論争が巻き起こっているのは、皆さんもご存知の通りと思われます。 批判論点については当の教授先生がいろいろウネウネ話を捏ねている訳で、まあ詳しくは当人のweb記事を読んでもらうとして、個人的にはその中の 「女性は理系が苦手という偏見が社会にある中、それを追認するように先生役に男性、聞き手役に女性を配置させる事がジェンダーギャップ問題への意識に欠ける」 って辺りの話がちょっと気になりまして、こうして筆をとった次第。 というのも私不肖あでのい、ここ10数年くらい理系科目の高校〜大学生向け「漫画で学ぶ◯◯」系漫画にはできるだけ目を通すよ
すいません、単なる私の好き嫌いの話なんですが。 「それ、役に立つの?」という言葉が嫌いです。 「何に使えるの?」という言葉が嫌いです。 割とどんなケースでもオールマイティーにこの言葉が嫌いなんですけど、これらの言葉が「趣味・娯楽」や「コンテンツ」に対して向けられた場合、嫌い度が更にパワーアップして、大体255倍くらい嫌いになります。 何が悲しくて趣味や娯楽を「役に立つかどうか」で測らないといけないんだよ、と。 役に立つかどうかで自分の趣味選んでねえよ、と。 娯楽に「実用」なんて物差しを持ち込むんじゃねえよ、と。 いや、勿論、「実益を伴った趣味」ってあります。 「楽しんだ結果、趣味以外のフィールドでも活用できる趣味」って、あります。 例えば、私は趣味で楽器演奏をしています。主に南米民族音楽、いわゆるフォルクローレの楽器を好んで演奏しておりまして、自分がSEだとかブロガーだとか言う前に「ケーナ
『若おかみは小学生!』を見てきたので感想。いつものごとくネタバレ気にしてないのでネタバレ嫌な人は回避推奨です。あらすじ解説とかもやる気ないので見た人向け。またこの作品は書籍版漫画版アニメ版あるけれど、それらは横に置いといて映画の話します。 総評これは120点っすな。点数の基準は「上映時間+映画料金を払ったコストに対して満足であるなら100点」なので、「見れて大満足! もうちょいお布施したい」でした。 演出とは裏腹に内容的にはかなりヘビー(というのを見越して爽やかで明るい演出を用いていた)なので、児童文学原作でお子様向け痛快娯楽活劇とは言い切れないんですが、個人的にはクオリティさえ伴えば子供を思いテーマや悲しい作品でぶん殴ってもええやないか、いてもうたれ、子供ってのは子供なりに受け取るんだ派なので、クオリティでぶん殴ればいいと思います。ふるぼっこだドン。 この映画に関してはTwitterで児
中国・新疆ウイグル自治区のカシュガル旧市街で、モスクの前を警備する警察官(2017年6月26日撮影、資料写真)。(c)AFP/Johannes EISELE 【10月10日 AFP】中国当局が過激派との戦いの名の下、新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)の区都ウルムチ(Urumqi)で、イスラムの戒律に則った「ハラル」製品への反対キャンペーンを開始した。 同国北西部に位置する新疆ウイグル自治区では、イスラム教徒が中国当局による大々的な宗教規制に直面している。特に近年、中国政府は独立分子対策と称して治安強化に乗り出しており、国連(UN)は報告書で、ウイグル人やその他の少数民族イスラム教徒ら最大100万人が、超法規的な政治的「再教育キャンプ」に収容されていると推計している。 アラビア語で「許される」を意味するハラルは、宗教に従って何が認められる
心が折れたので消しまーす. なんで折れたかっていうとtwitterで良識派の人に「非常に良質なまとめ」とかいって紹介されてたからでーす. 私は別増田との一連の会話の中でこの増田を書きました.当然ですが一連の会話で色んな論点が出てきていたので,この増田はあくまでそれらの会話を読んだことを前提として,それらの会話の中で触れていない論点に対して,別増田の疑問に応えるかたちで述べたものに過ぎません. トラバツリーをちょっと辿るだけでそんなのはわかったはず. それなのに,あの論点に触れられてない結局この論点はどうなっているんだその疑問に答えてないぞとかブコメでわめく人たちに本当に心を削られました.前の記事でとっくに答えたはずの疑問を何度も蒸し返す人たちに本当に疲れました.そしてこれを良質な「まとめ」と呼んで褒めそやす人たちが最後の一押しになりました.一連の流れをきちんと読まない人たちに読まれても・評
(ゲゲゲの鬼太郎(6期)27話のネタバレを含みます。ご注意ください。) 2018年10月。 「ゲゲゲの鬼太郎」(6期)が西洋妖怪編へと入りました。 新キャラ、アニエス(cv山村響)が東映アニメっぽい「オールド魔女スタイル」で素敵ですよね。 ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第27話より その西洋妖怪編、初回から「難民妖怪」なるものが出て来てこれがなかなかに面白かったので紹介します。(6期鬼太郎はこういうの好きですよね) 2018年10月7日放送、ゲゲゲの鬼太郎第27話「襲来!バックベアード軍団」で、母国を追われた「難民妖怪」が登場します。(調べるとこの妖怪たちはマレーシアの妖怪の様です) ゲゲゲゲの鬼太郎(6期) 第27話より 難民妖怪。母国を西洋妖怪にめちゃくちゃにされ日本に逃げてきました。 ゲゲゲの鬼太郎(6期) 第27話より 「生まれた国は違えど同じ妖怪同士ではないか。好きなだけここで暮せばえ
10月6日に最高裁判事に承認されたブレッド・カバノー氏。性的暴行疑惑とその後の対応で、この3週間全米中の注目を集めてきた。 REUTERS/Jonathan Ernst 9月中旬からアメリカ中を釘付けにしてきた最高裁判事候補のブレット・カバノー氏が米連邦議会上院での最終採決を経て承認された。カバノー氏は、「承認50、反対48」という僅差で 、トランプ大統領と共和党が望んでいた通り、最高裁判事として承認された。 カバノー氏をめぐっては承認過程で、1980年代初頭に当時高校生だった氏から性的暴行を受けたという告発が浮上し、この3週間、米メディアのトップニュースを独占してしてきた。 関連記事:【全米騒然】米最高裁判事候補が10代に起こした性暴力疑惑——過去をかばい合うエリート男性たち 9月27日の上院司法委員会における告発者・クリスティーン・ブラゼイ・フォード教授とカバノー氏両者の証言、「FBI
中国共産党の宋濤・対外連絡部長が10日、北海道洞爺湖町であった日中与党交流協議会で講演し、日中関係発展の必要性を訴える文脈で、「メディアに真実を報道するよう働きかけて」などと、与党幹部にメディア規制を求めるかのような発言をした。 同協議会は、自民・公明両党と中国共産党との政党間交流を進める枠組みで、10日に開幕。自民党の二階俊博幹事長や公明党の井上義久副代表ら約30人の国会議員が参加している。講演で宋氏は、日中両国の与党の役割について「民意と世論をリードする」と指摘。「メディアに真実を報道するよう働きかけ、正しくない情報は訂正してもらう」などと語った。 一方、二階氏は講演で「緩みない友好関係を構築したい」などと述べ、日中関係の改善に向けて努力する考えを強調した。一行は11日、東京に会場を移し、12日まで議論を行ったうえで提言をまとめる。(明楽麻子)
MicrosoftのOpen Invention Network(OIN)への加入が発表されました。これで、Microsoftが抱える6万件の特許がオープンソースとしてOINコミュニティに開放され、Linux開発者が利用できるようになります。 Microsoft Joins the Open Invention Network Community https://globenewswire.com/news-release/2018/10/10/1619375/0/en/Microsoft-Joins-the-Open-Invention-Network-Community.html Microsoft joins Open Invention Network to help protect Linux and open source | Blog | Microsoft Azure ht
九段新報 犯罪学オタク、新橋九段によるブログです。 日常の出来事から世間を騒がすニュースまで犯罪学のフィルターを通してみていきます。 前回記事『なぜ性表現は性的搾取に繋がるのかの覚え書き』で、性表現に関する一連のツイートを転載したのですが、議論相手の青識亜論を知っている人には良く分かるように、議論はこれにとどまりませんでした。 さて、そうした一連の議論において、表現の自由を訴えるという、ある種人権を擁護する立場にある人々の不誠実さというのがはっきりと浮かび上がってきましたので記録しておきましょう。 人の話を聞いていない 新橋九段@kudan9その用語はすでに説明したはずですが、わからないなら自分で調べてください。28回目。 https://t.co/F0hP5WFBG3 2018/10/04 11:17:09 すでに周知の事実となっているところではありますが、青識亜論は人の話を理解できてい
筆者は大学院で工学を研究後に渡米し、専門を経済学に変えた。そのきっかけが「技術進歩と環境問題をどのように理解して解決できるのか」という問題意識であった。エネルギー産業の技術進歩、資源枯渇、環境問題をテーマに博士論文を書く際には、ノードハウス氏とローマー氏の論文をよく読み、感銘を受けた。そこで、2人が世界に果たした貢献を振り返りたい。 多大な貢献を果たしたノードハウス氏とローマー氏 気候変動に警鐘を鳴らす功績が評価され、2007年にノーベル平和賞を受賞した「国連気候変動に関する政府間パネル(IPCC)」という組織がある。筆者も代表執筆者として関わった経済学を含む科学者らの組織であるが、ここで用いられる世界経済モデルは、ほぼ全てノードハウス氏の基礎的なモデルに基づいている。温暖化ガスの排出に課税する炭素税の議論を展開していると評価されている。 つまり、ノードハウス氏の貢献は、経済成長とともに二
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く