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2016年10月2日のブックマーク (2件)

  • 初めての WAIC と WBIC

    Sumio Watanabe Homepage なぜ,新しい理論と方法が必要なのでしょうか? 定義と説明は WAIC と WBIC にあります. 具体的な例で説明します.混合正規分布を考えましょう. モデル選択の問題:「サンプルを発生した真の分布は,いくつの正規分布からできているか?」 【実験例】真のパラメータ (0.5,0.3) で定まる確率分布から独立に X1, X2,...,Xn を 発生して,事後分布をMCMC法で作りました(事前分布は 0≦a≦1, -5≦b≦5 上の一様分布です). 図で,○は事後分布を表します.● は真のパラメータです. 真のパラメータにおけるフィッシャー情報行列 I(0.5,0.3) は正定値です. 従って,n が『十分に大きければ』事後分布は正規分布で 近似できます(フィッシャーの漸近理論あるいはラプラス近似理論). しかしながら, 上の図から事後分布は正

    初めての WAIC と WBIC
  • 広く使える情報量規準(WAIC)

    このページをご覧いただき、ありがとうございます。 ここでは、情報量規準 WAIC を紹介しています。 ベイズ推測のための情報量規準(WAIC)が導出されました。 WAIC は(真の分布、確率モデル、事前分布)がどのような場合でも使う ことができます。他の規準と異なり理論的な基盤を持っています。 (0) モデル選択やハイパーパラメータの最適化に使えます。 (1) 漸近的に汎化損失と同じ平均値と同じ分散を持ちます。 (2) WAIC は簡単に計算できます。 (3) 真の分布が確率モデルで実現可能でなくても使えます。事前分布が真の事前分布でなくても使えます。 (4) 平均対数損失を最小にするパラメータがユニークでなくても使えます。 平均対数損失を最小にするパラメータが特異点を含む解析的集合であっても 使えます(注1)。 (5) フィッシャー情報行列が正則でなくても使えます。 (6) 事後分布が正