渡辺 碧水 諺「虻蜂取らず」について既に三回、意味や解釈がいろいろあることを紹介した。 その直後、その存在をほとんど知られていなかったと思われる専門家の記述を偶然見つけた。参考になり、裏付けの資料にもなると判断されるので、追記しておきたい。 蜘蛛(クモ)研究の専門誌『KISHIDAIA』(東京蜘蛛談話会の会誌で同会が発行)第七十二号(一九九七年十月発行)収録の追悼文「大熊さんに送る言葉」(新海栄一氏記、十三~十五ページ掲載)の中で述べられていた。新海氏は、蜘蛛の分類等を専門とする研究者で、蜘蛛の生態写真撮影では世界の第一人者といわれる写真家。 諺「虻蜂取らず」は蜘蛛の行動から出たものらしいという話題が学界であり、当時、蜘蛛学者間でも関心が持たれていた。この経緯を述べ、新海氏自身が調べてわかったことを記している。 以下の文は、新海氏の文章そのままではなく、筆者(渡辺)が内容を整理して紹介した
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