印刷 日韓が領有権を主張する竹島(韓国名・独島)をめぐり、自民党国会議員の視察団が同島に近い韓国・鬱陵島への8月初旬の訪問を計画している問題で、韓国の李明博(イ・ミョンバク)大統領が「身の安全が憂慮されることを日本政府に公式に伝えて協議するように」と外交通商省に指示した。大統領府が27日明らかにした。 韓国では、視察計画に対する国会議員や市民団体の強い反発が連日伝えられており、外交通商省も「韓日関係のプラスにならない」と日本側に慎重な対応を求めている。(ソウル=中野晃) 関連記事自民議員らの鬱陵島訪問、韓国政府「自制を」(7/19)北朝鮮の韓国砲撃をめぐる23日の動き(11/23)