2003年春の民博の特別展「マンダラ展 ─ チベット・ネパールの仏たち」(3月13日―6月17日)をごらんになりましたでしょうか。大好評だった展覧会を企画構成したのは立川武蔵さんです。ここでは、展示の背後にある立川さんの短からぬ研究歴と業績を本人からきいています。展覧会をごらんになれなかった方もご安心ください。マンダラとはなんなのかについても、ここで立川さんが詳しく説明してくれます。
日本の民具研究をリードする近藤雅樹さんは元イラストレーター。武蔵野美術大学で、いちどは洋画家を目指しました。しかし、「結局、美なんてないんだ」と悟り、当時そこの教授だった民俗学者の宮本常一に師事して民具調査法を実地で学びました。実測図づくりの第一人者の近藤さんですが、西日本で母から娘に伝えられる和服の紋についての著作『おんな紋』や、不思議世界にあこがれる若者たちを評した『霊感少女論』などの著作もあります。その研究は物のたんなる用途をこえて、物の怪(け)にまでおよんでいます。 2003年春の民博の特別展「マンダラ展 ─ チベット・ネパールの仏たち」(3月13日―6月17日)をごらんになりましたでしょうか。大好評だった展覧会を企画構成したのは立川武蔵さんです。ここでは、展示の背後にある立川さんの短からぬ研究歴と業績を本人からきいています。展覧会をごらんになれなかった方もご安心ください。マンダラ
「学ぶ理由」 /☆Go Back☆/ ●大学院に進むべきか この相談はときどき学生から受ける。森の環境(国立大学工学部)と分野(建築学科)において、答は簡単だ。「大学院への進学に反対する理由は、経済的なもの以外ない」である。 進学すれば、当然ながら2年間給料がもらえず、免除されないかぎり学費を支払わなければならない。家庭の事情で、すぐに働かなければならない場合だってある。また、一刻も早く社会人になりたい、という個人的な願望もあるかもしれない。だが、もしそうでないのなら、大学院へ進学すべきである。それ以外のリスクはない(著しく少ない)。だから、「悩んでいるなら行け」というのが答だ。悩む余裕がある立場ならば、進学するべきだ、と考える。これが結論。しかし、これでは話が終わってしまう・・。 ●大学はスクールではない そもそも、大学とは何をするところなのか? 小学校、中学校、高等学校、にはいずれも「
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