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ブックマーク / hsena.sblo.jp (3)

  • 新しいSF団体をつくりましょうか。: blog

    みなさま  瀬名秀明です。  新しいSF団体を起ち上げてみてもいいのかもしれないなと考えました。  私も少しずつ作家としての活動を取り戻していきたいと思っています。ここ数年ほど、体調の関係もあって避けてきた部分もあったのですが、それで多くの方にご迷惑をおかけしたかと思います。そのことについてはお詫び申し上げます。  SFおもしろさや、科学・技術、未来を語ることの楽しさを多くの人で共有してゆくことを目標として、多くの一般読者やSFファンのみなさまと一緒に楽しめるゆるやかな集まりをひとつつくるのもいいのではないか、と思いました。  私のイメージはこんなところです。 ・メンバー(会員)は、SFが好きで、その楽しさを多くの人と共有し、SFや科学・技術の未来をつくっていきたいなと思っている人。プロの人たちだけでなく、科学者(人文・社会・自然科学・情報など、なんでもよし)やSFイベントの運営をおこな

    新しいSF団体をつくりましょうか。: blog
    pha
    pha 2015/12/12
  • 日本SFコミュニティについて考えること(その6)

    (その5からの続き) 【メタ道徳】 ここまで、日SF作家クラブやSFコミュニティでしばしば問題として議論されるようなことの多くは、集団内部の視点と外部からの視点の擦り合わせがうまくいっていないことに原因があるのではないか、と言う話をしてきた。そしてこれはもともと解決が難しい問題ではあるが、ひとりひとりの小さな努力によって改善できる可能性もある、と建設的な意見も述べてきたつもりだ。 このような文章を書くことは、私にとっても非常にリスクがある。個々の文意にはとうぜん反論も出るだろうし、こうした文章を書くことで「瀬名はトラブルを抱えているらしい」「瀬名はめんどくさい奴だ」と思われて、結果的に作家生命を縮める可能性があるわけだ。 それでも誰かが書いておいた方がよい文章だと思っているから、書いている。 内部で話し合うべきことと、みんなで話し合ってよりよい社会づくりをしたほうがよいことがある。そこの

    日本SFコミュニティについて考えること(その6)
    pha
    pha 2015/12/08
  • 瀬名秀明より〈憑依都市〉のこと(5): blog

    (4からの続き)  ここ一年ほど、私はクリストファー・ボーム『モラルの起源』(紀伊國屋書店)、ジョナサン・ハイト『社会はなぜ左と右にわかれるのか』(紀伊國屋書店)、ジョシュア・グリーン『モラル・トライブズ』(岩波書店)といったを読んだ。科学の考察を一般社会に安易に当てはめるのは危険であることは承知している。だからここから書くことは私が読みながら思ったこと、連想したこと、くらいに解釈してほしい。そのくらいなら書いても構わないはずだ。  人類学者のボームは『モラルの起源』のなかで、私たちヒトはもともと小規模狩猟採集民であり、そうした小さな社会のなかで物事がうまく進むよう、人の道徳は進化してきたのではないか、という説を唱えている。小さな集団で生活するなら、誰かひとりでも外れた行動をすると、集団全員が危険にさらされてしまう。だからみんなが同じように考え、行動することが求められる。  こうした小さ

    瀬名秀明より〈憑依都市〉のこと(5): blog
    pha
    pha 2015/11/16
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